Snow Man 深澤辰哉・向井康二・佐久間大介、本当の“ドラマ班”に トリオ存続の危機?も新たな一歩へ

 Snow Manの中でも異彩を放つトリオ、“ドラマ班”に存続の危機が訪れている。“ドラマ班”とは、深澤辰哉、向井康二、佐久間大介により2021年1月21日に結成。当時、『滝沢歌舞伎』はじめ舞台経験はありながらも、映像での演技仕事がほとんどなかった3人が、ファン向けの動画内で自ら“ドラマ班”を名乗りだしたことから始まる(『教場Ⅱ』など先にドラマ仕事が活発化していた目黒蓮が監督というポジション)。それぞれバラエティ適性があり、グループ内で仕切り・盛り上げ役を担ってきたこともあり、“バラエティ担当”が自虐的に“ドラマ班”を名乗ることにおかしみがあったのだが、ここに来て3人が本当の“ドラマ班”になりつつあるという、喜ばしくも複雑な問題が生じている。

 深澤は10月27日より放送がスタートした相葉雅紀主演金曜ナイトドラマ『今日からヒットマン』(テレビ朝日系)に出演中。約10年ぶりの地上波連続ドラマ出演である。妻子を守るためサラリーマンとヒットマンの二重生活を送る稲葉十吉が主人公のアクションコメディだ。深澤は相葉演じる十吉の部下・山本照久を演じている。ミスをしては十吉を困らせ、悪びれる様子もない。ひょうひょうとした感じが板についている。さらに、ヒットマンとしての十吉の相棒であるちなつ(山本舞香)との恋愛模様を描いたサイドストーリーが、スピンオフ作品『今日からラブリーマン』としてTELASAで独占配信中。今作でドラマ単独初主演を飾った。“真面目でカッコいいところをファンのみんなに見てほしかった”という深澤の希望とは少し異なる、コミカルな要素も含んだ役どころではあるものの、謎の男たちに拉致されたり、女装やウエディングドレス姿を披露するなど、さまざまなシチュエーションに挑戦中。自然体に近い演技で勢いをつけ、今後の俳優業への足がかりとなるか注目していきたい。

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 向井は、Sexy Zone 中島健人が主演を務める来年1月期カンテレ・フジテレビ系の火ドラ★イレブン枠ドラマ『リビングの松永さん』への出演が決定。中島と映像作品初共演、ラブストーリーも初出演と初尽くし。人気コミックが原作で、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスが舞台のラブコメディだ。本作では中島が演じるグラフィックデザイナーの松永純と髙橋ひかる演じる女子高生の園田美己が共同生活をするなかで、恋愛に奥手の二人が互いを認め合い成長していく様子が描かれるという。向井が演じる鈴木健太郎はシェアハウスに長年住むバーテンダー。“明るく陽気で、女性に優しい”という役どころだ。先行公開されたビジュアルでは原作に寄せた長髪姿を披露しており、向井にとってはこれまでのイメージとは違うところでの勝負が求められる挑戦作となるだろう。ファンの間では向井のラブストーリーへの出演を期待する声もあっただけに、初回登場から話題を呼びそうだ。15年以上の付き合いとなる中島とのコンビネーションも楽しみである。

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