Snow Man 深澤辰哉＆向井康二＆佐久間大介の“ドラマ班”、“バラエティ班”からオールマイティな敏腕トリオへ

　9人組という人数編成を活かし、ペアやトリオに分かれてテレビやラジオ、雑誌に登場する機会が多くあるSnow Man。なかでも深澤辰哉、向井康二、佐久間大介の3人は“ドラマ班”と呼ばれ、ファンに親しまれている。

　その結成日は遡ること2021年1月21日。「深澤、向井、佐久間「3人合わせて…」」というタイトルの動画が公開されたことがきっかけだ。“ドラマ班”とは、もともとグループの中でドラマで活躍するメンバーを指す用語としてジャニーズファンの間で浸透していた言葉である。「もっとドラマに出たい！」と集まった3人ではあるが、グループをムードメーカー的に盛り上げてきた彼らが突如そのネーミングを自称するあたり、やはり“バラエティ班”であることは否めない。動画内では初めてのショートドラマ（という名のショートコント）が展開されており、初々しい3人の姿は必見である。この動画の“監督”（及び編集）を務めているのが目黒蓮な点にもぜひ注目してほしい（※1）。

　当初は“ドラマ班”という名の“バラエティ班”であった3人も、この2年ほどの間にそれぞれの活躍の場を急速に広げている。佐久間は隔週火曜に出演中の『ラヴィット！』（TBS系）に加え、『カードファイト!! ヴァンガード will+Dress』（テレビ東京系）での声優活動や単独レギュラーラジオ『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』（文化放送）のパーソナリティなど得意分野を活かして活躍中。深澤は『ノンストップ！』（フジテレビ系）隔週木曜レギュラーや、『櫻井・有吉THE夜会』（TBS系）の準会員出演など、冠番組以外のバラエティでも存在感を発揮している。向井は『アイ・アム・冒険少年』（TBS系）や『芸能人が本気で考えた！ドッキリGP』（フジテレビ系）といったバラエティ道を突き進みつつ、昨年井ノ原快彦と共演したドラマ『特捜9』（テレビ朝日系）の新シリーズ（2023年4月より放送）での続投が決定するなど、真の“ドラマ班”としての活動にも期待がかかるところ。こうして見てみると、実のところ“ドラマ班”の3人は「オールマイティな敏腕トリオ」でもあるのだ。

　深澤・向井・佐久間の3人は、ジャニーズ内のゲーム好きメンバーによるYouTubeチャンネル『Johnny's Gaming Room』のメンバーにも選出。確かなゲームの腕前とトーク力でも人気を集めている。

　さまざまなグループのメンバーと先輩・後輩の垣根を越えて関わる上で、この3人が揃った時の安定感はさすがである。何気ない会話のパスを出すことでみんなが話しやすい流れを作るのが得意な3人のように感じるのだ。同じグループであるが故の「3人だけの空気」にはならず、みんなで楽しめる雰囲気を作り上げられているのもいい。動画のコメント欄には「これ見て改めてドラマ班が喋るのが上手いかわかる」「どの先輩と絡んでても楽しそう」などの投稿も寄せられている。