WOLF HOWL HARMONY、MAZZEL、DXTEEN……バイラルチャートで快進撃を見せる新生ボーイズグループたち

 昨今、大きく盛り上がっている国内ボーイズグループシーン。彼らの活躍は連日更新されているバイラルチャート(Spotify)にも反映されている。

 例えば、JO1、INI、THE RAMPAGE、FANTASTICSといったグループは、いずれも今年の国内デイリーバイラルチャートで1位を獲得。こうしたすでに強固なファンベースを持つグループだけでなく、今年デビューを果たした新人グループたちも早くもバイラルチャートで絶好調となっている。

 今回は、そんな活況を呈するボーイズグループシーンの中から、特に2023年にデビューし、今後のシーンを担っていくであろうMAZZEL、DXTEEN、WOLF HOWL HARMONYの3組に注目。バイラルチャートでの好調ぶりを辿りながら、彼らの魅力やさらなる活躍への期待をまとめてみたい。

BMSGから5月にデビュー スマートなパフォーマンスが特徴のMAZZEL

 MAZZELは、SKY-HI率いるBMSGより、BE:FIRSTに次ぐ2組目のグループとして今年5月にデビューを果たした8人組ダンス&ボーカルグループだ。BMSGが「クオリティファースト」を掲げているだけあり、MAZZELが繰り広げるパフォーマンスは、BE:FIRSTと同じく歌とダンス、ラップのどれもがハイクオリティ。しかし、これまでにリリースされた楽曲はBE:FIRSTと異なり、よりジャジーでダンサブルなものが多い印象がある。MAZZELは、8人の多彩な個性に洗練されたメロディの楽曲を掛け合わせ、特有のスマートなパフォーマンスを繰り広げる点が特徴だ。

MAZZEL / Vivid -Music Video-

 そんな彼らのデビューシングル曲「Vivid」は、5月29日付のデイリーバイラルチャートで初登場首位を獲得(※1)。さらには、同日付のオリコン週間シングルランキングで、THE ALFEEなどのベテランとの接戦を制して首位に立った(※2)。

 MAZZELは今後、10月18日に2ndシングル『Carnival』をリリース予定。同作は彼らの歌唱力やダンスパフォーマンス力の「真のポテンシャルを示す」意欲作になるという。MAZZELの世界観がどのように発展し、活躍の場を広げていくのか、非常に楽しみだ。

LAPONEから5月にデビュー “爽やか×クール”に魅了するDXTEEN

 JO1やINIが所属するLAPONEエンタテインメントより、3組目のボーイズグループとして5月にデビューを果たしたDXTEEN。同グループは『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に出演し、LAPONEの練習生として活動していた大久保波留、寺尾香信、平本健、福田歩汰の4名に、田中笑太郎、谷口太一の2名が加わり、今年2月に結成とデビューが発表された。

 グループ名に込められた夢や青春というコンセプトに基づきながら、6名の爽やかさを活かした清涼感あふれるEDMナンバーが多いのが特徴で、パフォーマンスでも彼らのクールさと少年らしさが絶妙にマッチした独自の世界観が表現されている。

DXTEEN|'Brand New Day' Official MV

 そんな彼らのデビュー曲「Brand New Day」は、5月28日付のデイリーバイラルチャートで2位にランクインしている(※3)。また、9月6日にリリースした2ndシングル『First Flight』も、オリコン週間シングルランキングで5位を獲得しており(※4)、まだまだその勢いが止まることはなさそうだ。

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