BE:FIRSTの言葉から読み取る新曲「Mainstream」の魅力 自分たちのスタイルを反映するクリエイティビティ

 9月13日、BE:FIRSTが4thシングル『Mainstream』をリリースする。表題曲は、「Mainstreamに乗っかるのではなくて、Mainstreamを作る存在として、 自分自身を定義しこれを王道として提示する」という思いが込められており、リリック、トラック、コレオグラフ全てにメンバーの意思が強く反映されている一曲。8月でプレデビュー2周年、11月にはデビュー2周年を迎える彼らにとって、ターニングポイントになり得る楽曲であることが想像できる。そんな同曲のリリースに合わせ、8月16日から公式YouTubeチャンネルにドキュメンタリー動画『What's the "Mainstream"??』も公開された。その動画を見ると、『Mainstream』への期待が募る。

 同曲は「Mainstream(主流、正統)らしくない楽曲」のようだ。「Gifted.」という攻めた楽曲でデビューを果たしたBE:FIRSTにとっては当たり前のようにも感じるが、ドキュメンタリー動画#1で真剣な面持ちでタイトルと曲調の関係性を語るメンバーを見ると、それ以上に新しいチャレンジとなる楽曲なのだろう。SHUNTOが「Mainstream=大衆のカルチャーってなると、そういう見られ方しちゃうのが日本では特に多い気がしていて」と言っている通り、攻めた楽曲は“ウケない”可能性もある。だが、RYUHEIの「僕は大きな渦のようなイメージを持っていて。その中心にいる人がMainstreamと呼ばれる人。その人に向かってどんどん渦の外側が吸い込まれていく。そこを自分たちが作っていく」という言葉からは、アーティストとして注目を集めているBE:FIRSTが自分たちが本当にやりたい楽曲を発信することで、新しく渦を生み出していこうという強い意志があることが伝わってくる。そして、それを実現できると思わせてくれるのは確固たるスキルを持って、次々と新しい取り組みをしてきた7人だからこそだろう。

BE:FIRST Documentary / What's the "Mainstream"?? #01

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