SEVENTEEN、日本オリジナル曲にも表れる“日本語詞へのこだわり” 日本デビュー5周年、人気楽曲を振り返る
また、2020年4月にリリースされ、ベストアルバムでは5曲目に収録されている「舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower) 」もSEVENTEEN日本オリジナル楽曲の中で人気が高い。同楽曲はグローバルボーイズグループのINIを輩出したサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の中で、ポジションバトルにおけるダンスの課題曲として使われ、現在INIに所属する木村柾哉や許豐凡らがパフォーマンスしたことで話題を集めた。
ただ、注目ポイントはそれだけではない。実はこの楽曲、レコーディングにおける日本語の発音や表現などにおいても、WOOZIによる細やかなディレクションが行われていたのである。SEVENTEENの公式YouTubeには、レコーディング時の様子を収めた映像が公開されている。
この映像を見たとき、WOOZIの才能と、各メンバーが日本語の歌詞を見事に歌い上げていく表現力の高さに、改めて驚かされたファンも少なくないだろう。
このようにSEVENTEENらしい制作の仕方で、独自の魅力を放っている彼らの日本オリジナル曲。今回リリースするベストアルバムにも、これまでと同様の体制でつくられた新曲が収録されている。特に「今 -明日 世界が終わっても-」は、新月10ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(カンテレ・フジテレビ系)で日本初の主題歌を務めることが決定し、注目を集めている。
彼らは今後、同アルバムの発売イベントを日本で開催するほか、9月6日からは東京ドーム公演を皮切りに12月までのスケジュールで、日本ツアー『SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN』を開催する予定だ。日本でもますますの快進撃を見せているSEVENTEENは、今後もその勢いを衰えさせることなく、彼ららしくも新しい表現を追求しながらK-POPシーンを駆け抜けていくのだろう。
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