菅田将暉&松下洸平、音楽活動に垣間見える共通点 俳優業の傍らではなく“本質的な表現”として突き詰める歌
冒頭で、「俳優としての活動とは別軸で本格的な音楽活動を継続している」と書いたが、実は、それぞれの活動が一つに重なり合うケースもある。菅田は2019年に、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の主演を務めており、同作を手掛けたプロデューサーと監督が再びタッグを組んだドラマ『最高の教師』にて、新曲「ユアーズ」(菅田は同曲の作詞作曲にも参加)で主題歌を務めている。福井雄太プロデューサーは、「菅田さんだからこそ、いつもと同じように作品のテーマを共有しあうことができて、いつもと同じように笑いあって意見を交換し合い、そしていつもと同じように菅田さん自身が最高のパフォーマンスをしてくれて、作品にとっても、自分個人にとっても、心から愛おしく素敵な楽曲を生み出してくださったなと感激しております」(※1)と語っており、俳優活動を通した経験や出会いが、3年越しで自身の音楽活動に幸福な形で結びついていることが分かる。
また、松下は2022年、自身が出演したドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)の挿入歌を手掛けたwacciと、彼らのライブや「THE FIRST TAKE」で共演を果たし、橋口洋平と共に「恋だろ」で美しいマイクリレー&コーラスワークを披露している。こうした共演が実現したのは、松下がシンガーとしての豊富な経験を積んできたが故である。
2人の俳優としての活動のみならず、ミュージシャンとしての精力的な活動にも引き続き注目していきたい。
※1:https://realsound.jp/movie/2023/07/post-1377248.html

























