TREASURE、K-POP勢による接戦を制して『REBOOT』が首位に メンバーが制作に参加、グループとして勢いづく一枚
前半の勢いを華やかに締める5曲目の「G.O.A.T」は、力強いラップとサウンドの絡み合いが印象的。小気味よいカッティングギターや重厚感のあるブラスセクションによるリズミカルなアレンジが、全編を通して繰り出されるラップ表現をサウンドの面からも支えている。
終盤に位置する「B.O.M.B」も良い。しっとりとした繊細なテイストで、洗練されたダンサブルな仕上がりを見せている。甘く柔らかいボーカル表現と、上品な手触りのエレピの絡み合いが絶妙だ。初期の楽曲「MY TREASURE」に心を掴まれた筆者としては、こうした王道な路線のTREASUREがもっと見てみたいと思う。
メンバーが全面的に制作に参加した今作。グループの勢いはこの一枚でさらに“リブート”していくだろう。
※1:https://www.oricon.co.jp/news/2290098/