HiHi Jets 髙橋優斗&7 MEN 侍 中村嶺亜、揃ってアニメ声優に初挑戦 演技や声に注目して魅力を探る

 7月4日スタートのテレビアニメ『フェ~レンザイ -神さまの日常-』(テレビ東京系)にHiHi Jetsの髙橋優斗と7 MEN 侍の中村嶺亜が声優として出演する。

 本作は、中国で社会現象となるほどの人気アニメ『Fei Ren Zai』の日本語吹き替え版で、「封神演義」「西遊記」「山海経」などの神話に登場する神々が、現代社会を舞台に日常を送る姿を描いたコメディアニメだ。本作で初めて声優に挑戦する髙橋と中村。今回は、彼らの“声”にフォーカスし、パフォーマンスや人柄をさらに深掘りしてみたい。

 髙橋が演じるのは、主人公・キュウゲツ(CV.内田真礼)の同僚で高校時代の同級生・コウテン役。公式サイトに「典型的な犬系男子」「非常に活発な性格のせいか、よく頭がおかしい人に見られてしまう」とあるように、ユニークで活発な性格な役柄を演じる。

 髙橋は、HiHi Jetsとしてグループで番組に出演する時も、マイクを口元から離さず積極的にトークを交わしたり、『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)ではMCのひとりとしてコーナーの進行を担うこともあるなど、トークスキルが光る。

 今年5月に行われた『Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER』にゲスト出演した際も、盛り上がりを加速させるように元気よくオーディエンスに語りかけ、HiHi Jetsの世界観へと誘った。髙橋はこれまで舞台にドラマとさまざまな作品に出演してきたが、その実力を広く知らしめたのは、2020年10月期放送のドラマ『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)だろう。

HiHi Jets【GUEST LIVE】GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER

 髙橋は、波瑠が演じる産業医の主人公・大桜美々と共に働く新人看護師・八木原大輝役を演じた。時代に合わせたソーシャルディスタンス下での恋模様を描いた作品で、マスク着用の場面も多かった。顔のほとんどをマスクで覆ってしまうため、表情が伝わりにくい状況ではあったが、目の動きや声の抑揚を使い分け、役に沿った新人らしいフレッシュさを感じさせる演技を見せた。同時に、ストーリーテラーとしての役割も担うなど、大活躍というほどに存在感を発揮した。

 伸びやかな親しみのある歌声で、声がよく通るのも髙橋の特徴のひとつ。大好きな野球の話題になると、さらに声を弾ませてプレゼンをするなど、トークには欠かせないキャラクターだ。今回彼が演じるコウテンは、「怒った時は熊も尻尾を巻いて逃げるくらい怖い」という面も持ったキャラクターであり、普段はにこやかな髙橋だが、怒りを含んだ声の演技にも注目したい。

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