HiHi Jets、エネルギッシュなステージと深い絆が新時代を開く鍵に? アリーナツアーでさらなる飛躍を見せるか
バラエティ、ドラマ、映画と幅広いシーンで活躍を見せる、HiHi Jets。彼らはローラースケートを特技としたジャニーズJr.内の5人組ユニットで、エネルギッシュなパフォーマンスと男子高校生のようなヤンチャ感がある。そこには仲のよさが溢れ出ており、見ていて元気がもらえる。
HiHi Jetsは、先述の通りローラースケートを使ったパフォーマンスが特徴だ。2015年10月に結成され、メンバーやグループ名の変遷を経て、2018年に現在の形になった。ローラースケートといえば、光GENJIからKis-My-Ft2、そしてHiHi Jetsへと受け継がれた歴史がある。ローラースケートを着用したままダンスやジャンプ、バク転までこなし、「Z世代」でもある彼らならではの、伝統に現代的な魅力を加えたパフォーマンスを見せてくれる。
特に、ローラースケートスキルが抜群の猪狩蒼弥は、ローラースケート場でスカウトされた経歴を持ち、グループ最年少ながら振り付けを手がけているほどのスキルを持つ。
彼らのステージパフォーマンスの中で、特に印象的なのが『ジャニーズカウントダウン2022-2023』だ。平仮名で「はいはいじぇっつ」「いのっち(井ノ原快彦)見てるぅ?」と書いたペラペラの紙を手に持ちながら「ど〜も! HiHi Jetsです〜!」「名前だけでも覚えてくださ〜い!」と呼びかけたのだ。「えっ? どういうこと?」と驚きと共に目を止めると一転、気合いの入ったライブパフォーマンスへ。そして、猪狩のスピード感あふれる圧巻のラップに引き込まれた。
また、全編ラップによるメンバー紹介曲「だぁ〜くねすどらごん」も完成度が高く、HiHi Jetsを見たことのない人にも見てほしいパフォーマンスのひとつだ。デビューしたグループのファンが多くいる東京ドームのステージにおいて、「自分たちが時代を作っていく」との気迫が見えたパフォーマンスは必見だ。