稲垣吾郎と草彅剛の微笑ましい“やきもち”バトル お約束から新鮮なリアクションまで……2人ならではのやりとり

稲垣吾郎&草彅剛、“やきもち”バトル勃発?

演出家・白井晃に「吾郎さん」と呼び間違えられて悔しい草彅

 稲垣と草彅の共通点といえば、舞台経験が豊富なこと。この日、ゲストで登場した演出家の白井晃は、2人にとってかけがえのない人だ。新しい地図の始動直後に草彅が出演した3年ぶりの舞台『バリーターク』を手掛けたこともあって、草彅にとっては恩人とも呼べる人。一方、稲垣にとっても舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』でコロナ禍の苦しい時期を共に過ごした戦友に近い存在だ。その白井を巡って、またもやワチャワチャが勃発する。

 それは白井が草彅について話そうとしたとき、「吾郎さん」と口をついて出てしまったことから。「あ、また間違えた! 白井さんはね、僕のこと吾郎さんって言うんですよ!」と思わず立ち上がる草彅。この間違いは稽古中にもあったようで「俺、吾郎さんじゃないよ!」と訂正してきたのだと訴える。

 すると稲垣が火に油を注がんばかりに「僕のことを“剛さん”とは1回も言ったことはない!」と、ここぞとばかりにマウントを取っていくから、草彅はさらにヒートアップ。「あれですか……吾郎さんのほうが好きなんですか?」と詰められ、白井も「本当にごめんなさい」と謝らずにはいられない状況に。これには香取が事態を収拾するためにも「謝らせないでよー!」とツッコミを入れるのだった。

 こうしてこの日は香取、関根、白井を取り合うかのように競った稲垣&草彅だが、2人の息が合う場面も。それは番組の終盤のこと。『ななにー』は長時間の生放送につき、いつも夜が遅くなってくると早寝早起きの生活をしている2人は眠くなってしまうのだ。今回も、5年間のスペシャルライブを振り返る名場面VTRを見ながら「眠くなっちゃいましたね」とリラックスモードに入った様子の2人。

 「特に印象に残ったライブは?」との質問に、草彅は眠気を吹き飛ばそうと「ジャパーン!」と声真似をしながら郷ひろみとのライブだったと答える。すると、隣に座っていた稲垣も珍しく「ジャパーン!」と追随してみせる。これには草彅も体をのけぞらせて笑うほど大喜び。最終的には2人一緒に手を上げて「ジャパーーン!」と叫ぶのだった。

 活動を共にしておよそ35年。お約束のやりとりに加えて、ゆかりのある人たちを巻き込んだ新鮮なリアクションまで、多くの引き出しで私たちを楽しませ続けてくれることの凄さを感じずにはいられなかった。きっとまた数年後も、この放送を懐かしみながらも、また新しい思い出を作ってくれるに違いない。そんな彼らへの信頼と期待がますます高まった回だった。

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