GENERATIONS、10年間の繋がりから生まれた進化 アニバーサリーイヤーに巻き起こしたい“お祭り騒ぎ”への意欲も語る

GENERATIONSが語る10周年の進化

「ラップに力を入れてる玲於とやったら面白いんじゃないか」(数原)

――その他にも、「Brand New You」「Fiction」「PICTURE PERFECT」といった新曲が収録されます。まず「Brand New You」は、どんな楽曲でしょうか?

白濱:「Brand New You」はJAYʼEDさんが作詞してくださったんですが、「年齢・性別・人種を超えて、新しい愛を見つけていくことが当たり前になってきている現代において、さまざまな愛の形を認め合えたらいいよね」というメッセージを乗せた、R&Bテイストの楽曲ですね。裕太くんはこの曲が一番好きなんでしょ?

中務:うん。僕はもともとブラックミュージックが好きだったので、この曲はかなり刺さりました。「これこれ!こういうのを待ってた!」ってテンションが上がりましたし、自然と身体が動いて。デモを聴いた時から「好きだなぁ」とは思っていたんですけど、そこにボーカル2人の歌声が乗った音源を聴いた時に、昔の自分の感覚が蘇っていくのを感じましたね。

――その後に続く「Fiction」は、ボーカル・龍友さんとラップ・佐野玲於さんという初のペアによる、メロウなナンバーですね。

数原龍友

数原:この曲はとにかくバカな男の歌ですね。メインの歌詞は全部自分が書いて、玲於のラップパートは玲於とELIONEさんと一緒に考えたんですが、僕は今までラップを作ったことがなかったので、たくさん刺激をもらいました。ELIONEさんはラッパーの方なんですけど、例えば「朝ってどういう気持ちになる?」とか、「飲みに出て、パッと店を出た時のあの絶望感はなんだろうね」とか、いろんな角度からキーワードを引き出してくださるんですよ。そこから韻を踏んでいって、その場でどんどんリリックが完成していくのを見て、ラッパーとセッションするとこういうことができるんだなと。新しい曲作りを体験できて、すごく楽しかったです。

――今回、玲於さんを相方に選んだのはなぜですか?

数原:最初は1人で歌ってもいいなと思ったんですけど、それだけだとちょっと味気ない感じで、もう少しパンチが欲しかったんですよね。とはいえ、メンディーくんとボーカルコンビで楽曲を表現したことは何度もあるので、ここ数年、ラップに力を入れている玲於とやってみたら面白いんじゃないかと思い声をかけました。玲於は「My Turn feat. JP THE WAVY」や、EXILEさんの「SUPER SHINE」をカバーする時もラップをしてるんですけど、結構突拍子もないアイデアを持ってきたりするんですよね。「SUPER SHINE」も、「レゲトンっぽいアレンジでやりたいです」って言ってきたりして。でも、こういう大人な雰囲気のラップは、今まで音源化されたことがなかったと思うので、この機会に存分に楽しんでもらいたいです。

――龍友さん・玲於さんペアによる「Fiction」や、亜嵐さんがボーカルを務め、メンディーさんと玲於さんがラップを担当したメッセージソング「to U」など、ボーカル・パフォーマーの垣根を越えた新たな表現がどんどん生まれていきますね。さらに新曲「PICTURE PERFECT」では、メンバー全員で歌やラップを披露しています。

白濱:「PICTURE PERFECT」はデモ試聴会でも「この曲もいい曲だから残したいよね」って話していましたし、「この曲のパフォーマンスが、ライブでファンの人が好きなワンシーンになればいいよね」っていうところで選んだ1曲で。歌詞がそのままライブの演出になりそうな楽曲ですね。しかも、なんといっても今回は、(小森)隼と裕太くんが初めてレコーディングブースに入ってラップをしてるので、そこはライブでもおもしろポイントに……。

中務:笑う気満々か(笑)!

白濱:(笑)。見どころになるんじゃないかなって思います。

中務裕太

――裕太さん、初のレコーディングはどうでしたか?

中務:いやぁ、まさか自分の声が音源になるとは……って感じなんですけど、レコーディング自体は楽しかったです。龍友くんのディレクションに合わせて、いろんな表情で歌っていくのが新鮮でしたね。ただ、レコーディングブースってすごく孤独なんですよね。イヤホンをつけて1人で歌うので。それが僕には衝撃で、龍友くんと(片寄)涼太はいつもこんな孤独の中でレコーディングしてるのか……って、改めてボーカルのすごさを感じました。

数原:ありがとう。ディレクションをしてる側からすると、裕太くんはどんなオーダーにも全力で応えてくれるので、すごくやりやすかったですね。

中務:0か100かって感じだったけどな(笑)。

数原:そうそう。最初は「いつものバカな感じで歌ってくれていいよ」っていうディレクションをして、裕太くんもその通りにやってくれて、いいテイクが録れたなって思ってたんですよ。そのはずが、全員のレコーディングを終えて聴き直したら、1人だけシラフじゃない感じの人が混ざってて!

一同:(笑)。

数原:それで、このままじゃダメだと(笑)。もうちょっと抑え気味のバージョンで録ることになりました。でも、すぐに微調整に応えてくれたので、すんなり理想通りのテイクが録れて。「PICTURE PERFECT」では7人の声がいい感じに重なったんじゃないかなと思います。

GENERATIONS

――では最後に、この先の活動に向けて意気込みをお願いします。

中務:今年は10周年のアニバーサリーイヤーということで、お祭り騒ぎな1年にしたいですね。きっと、みんなが想像してる以上の話題を届けていくと思うので、奇想天外な活動を見守っていてほしいです。2023年、カマします!

白濱:そして、今までLDHのエンタテインメントに触れてこなかった方にも、「GENERATIONSは知ってるわ!」と思ってもらえるように、ここからさらに、カッコよくて面白いアーティストになっていきたいですね。そのためにも、一緒に10周年を盛り上げていただけたら。引き続き、応援よろしくお願いします。

サイン入りチェキプレゼント

GENERATIONSのサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

応募方法

GENERATIONS サイン入りチェキ
リアルサウンド公式Twitterか公式Instagramをフォロー&本記事のツイート、または応募ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※チェキはランダムでの発送となります。指定はできません。
※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります(転売、オークション・フリマアプリ出品含む)。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。

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<締切:2023年4月26日(水)>

■アルバム情報
GENERATIONS『X』
2023年3月8日(水)発売

<収録内容>
[CD] ※全形態共通
1. ワンダーラスト
2. PARTY7 ~GENEjaNIGHT~
3. Unchained World
4. 新しい世界
5. 愛傷
6. Brand New You
7. Fiction
8. My Turn feat. JP THE WAVY
9. to U
10. TIME SLIP LOVE
11. PICTURE PERFECT
12. NOW or NEVER
13. チカラノカギリ
14. Ⅹ ~未来への手紙~

[Blu-ray]
・Unchained World (Music Video)
・to U (Lyric Video)
・チカラノカギリ ~レースversion~ (Music Video)
・チカラノカギリ ~実況version~ (Music Video)
・新しい世界 (Promotion Video)
・愛傷 (Music Video)
・My Turn feat. JP THE WAVY (Music Video)
・ワンダーラスト (Music Video)
・NOW or NEVER (Music Video)
・「ワンダーラスト」「NOW or NEVER」Making Movie
※Music VideoはTYPE-A(初回生産限定盤)、TYPE-B(通常盤)4形態共通。
※Making MovieはTYPE-A(初回生産限定盤)はフルバージョンで収録、TYPE-B(通常盤)はショートバージョンで収録。

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