STU48瀬戸内PR部隊Season2 全国ツアーファイナル公演を振り返る 個性が光る7人だからこそのユニット公演

STU48瀬戸内PR部隊Season2ライブレポ

 STU48のメンバーで結成されたSTU48瀬戸内PR部隊Season2が、昨年10月から5カ所を巡る全国ツアーを開催。1月22日の夜にはTOKYO DOME CITY HALLにて『全国ツアーファイナル記念〜大感謝祭〜』を行なった。

 STU48瀬戸内PR部隊Season2とは、ファン投票で選ばれた上位7名のメンバーからなるユニット。3月1日に発売されるSTU48の9thシングルでカップリング曲「笑顔のチャンス」を歌う選抜メンバーとして、期間限定で活動しており、楽曲歌唱、全国ツアーのほかに、姉妹グループ劇場での出張公演やSNS・街頭での広報活動などを展開する。今回のSeason2では、石田千穂、沖侑果、福田朱里、尾崎世里花、中村舞、吉崎凜子、高雄さやかの7名が選ばれ、石田、沖、福田は「Season1」に続く選出となった。また、全国ツアー開催地(開催順に、神奈川、長崎、沖縄、宮城、東京。沖縄は振替で1月28日開催)もメンバーと同時に実施されたファン投票で決定したもの。

 『大感謝祭』と銘打って行なわれた同日の夜公演は、通常のツアーのセットリストと大きく異なる構成。他グループのカバーも含めた20曲が披露された。オープニングは、グループにとって初のオリジナル楽曲となった「瀬戸内の声」。ファン投票の順位が発表された際の映像とともにメンバーがひとりずつ登場し、ピアノの叙情的な伴奏とともにユニゾンでしっとりと聴かせると、そのままの流れで「そして僕は僕じゃなくなる」、「言い訳Maybe」(AKB48)、「永遠より続くように」(AKB48内ユニット・OKL48)までノンストップで歌唱。シリアスから王道アイドル曲まで多彩に披露し、ファンの心を弾ませた。ちなみに、同公演は福田がプロデュース。AKB48の後2曲は、STU48がはじめてTOKYO DOME CITY HALLに立ったときのセットリストから選んだことを明かした。あれから約5年が経ち、7人のみで同会場をいっぱいにした彼女たち。自身やグループの成長を、少なからず実感していたことだろう。

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