STU48 瀧野由美子、日向坂46ファンからなぜ注目? “おひさま”の影響力が吹かせた意外な追い風

 今、STU48の瀧野由美子が、日向坂46のファン・通称“おひさま”から大きな注目を集めている。

 ことの発端となったのは、約1カ月前のSHOWROOM配信。視聴中の配信が終了してしばらくすると自動で次の配信者に飛ぶのがSHOWROOMの仕様なのだが、この日、日向坂46の上村ひなのの配信が終わり、多くのおひさまが瀧野の配信に流れ着いた。急増する視聴者に人見知りの瀧野は怯えながらも、おひさまが流入してきた状況を理解し、河田陽菜と同じ山口県出身であること、2019年に坂道AKBを通じて齊藤京子や佐々木美玲らと仲良くなったことを話し、おひさまの心を徐々に掴んでいく。

 今更ではあるが、STU48は瀬戸内を拠点とするアイドルグループ。デビューシングル曲「暗闇」から、最新曲「花は誰のもの?」まで多くのシングルでセンターに立ってきた、いわゆるグループの顔とも言えるのが瀧野だ。「センターなんですか?」という質問から始まるおひさまに、瀧野はSTU48の魅力をいちから語っていく。謙虚ながら的確かつ日々の配信で鍛えられた瀧野の巧みなトーク術に、おひさまは持ち前の行動力で即座に反応。SHOWROOM、Twitter、Instagramのアカウントをフォローし、さらにはオンライン個別お話し会や7月10日に広島グリーンアリーナで開催されるSTU48の5周年コンサートのチケット購入に繋がっていく。

 親しみやすい人柄に、多才で時に謎めいた行動を取る底の知れない瀧野は、TwitterやYouTubeといったSNSを中心におひさま(正確には乃木坂46のSHOWROOMから飛んできたファンもいるのだが)の間で大きな話題となり、先日6月12日にTwitterのフォロワーは10万人を突破(※1)。これはSTU48グループの公式Twitterを越す数字であり、この1カ月で彼女のフォロワーは約1.8万人急増している計算になる。昨年9月に瀧野が出した1st写真集『君のことをまだよく知らない』は、Amazonをはじめとした多くのサイトで品切れ状態。“見つかった”という表現がぴったりだろう。

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