Jr.EXILE、総勢45人で繋いだ怒涛のリレー グループの垣根を越えた感動が盛りだくさんの『LIVE-EXPO 2022』レポート

Jr.EXILE、総勢45人で繋いだ怒涛のリレー

 トリを務めるのは、2022年11月にデビュー10周年を迎え、12月15日に『GENERATIONS LIVE TOUR 2022 “WONDER SQUARE”』の最終公演を行ったJr.EXILEの長男・GENERATIONS。彼らはパンチの効いたアイデアと怖い者知らずの突破力を持ち、5グループの中でも異彩を放つ存在だ。そんな7人のブロックは、ツアーでも1曲目を飾った「新しい世界」で晴れやかにスタート。アッパーなダンスチューン「AGEHA」ではキャッチーなダンスで会場を揺らし、一際リズミカルに突き上がるフラッグが、彼らの人気と盛り上げ力の高さを伝えていた。軽快なラップが誘った「Make Me Better」からのメドレーでは、疾走感溢れるロックチューン「ヒラヒラ」やEXILEのカバー曲「Together」、片寄涼太の優しく安定した歌声と数原龍友の繊細かつ表情豊かな歌声、赤い傘を用いた演出が印象的な「雨のち晴れ」を歌唱。今年、関口メンディーが主演を務めたドラマ『覆面D』(ABEMA)の主題歌「愛傷」では、歌詞をなぞるようなドラマティックなダンスが、さまざまな苦悩を抱える人々に手を伸ばす。

GENERATIONS

 関口メンディーと佐野玲於のラップがリードした「My Turn feat. JP THE WAVY」、片寄涼太の主演映画『午前0時、キスしに来てよ』の主題歌として制作されたラブソング「One in a Million -奇跡の夜に-」、7人の全力パフォーマンスに戦友・町田啓太との絆を感じる「チカラノカギリ」(町田の主演フジテレビ系ドラマ『テッパチ!』主題歌)も、1曲1曲、GENERATIONSがDREAMERS(ファン)と共に残してきた大きな足跡だ。そんな感謝を込めて最後に「DREAMERS」を歌うと、数原は「2022年、本当にありがとうございました。みなさんの夢が叶いますように!」と天を仰いだ。

 ライブの後半には、2022年に20周年のメモリアルツアーを廻ったEXILEと、2023年に再始動を控える三代目 J SOUL BROTHERSからのコメント映像も上映された。Jr.EXILEからも続々と嬉しい知らせが届き、メンバーたちはパーティチューンメドレーでラストスパートをかける。FANTASTICSの「CANNONBALL」で豪快にタオルを回し、BALLISTIK BOYZの「SUMMER HYPE」でゆったりと身体を揺らした後は、THE RAMPAGEがカバーする「Jump」でダイナミックにジャンプ。数原の「THE RAMPAGE、ジャンプさせすぎやて!」というツッコミから突入したGENERATIONSのパートは、冠番組『GENERATIONS高校TV』(ABEMA)のテーマソングになっているメンバー紹介曲「PARTY7〜GENEjaNIGHT~」でカオス状態に。自由すぎる7人と、彼らに触発されて暴れ回る後輩たちが生み出す一体感は、今夏に開催されたJr.EXILE総出演のスペシャルライブ『BATTLE OF TOKYO ~TIME 4 Jr.EXILE~』の光景さえも蘇らせた。

 最後のMCでは、各グループの代表者が2023年の意気込みを語った。まず、初の単独ツアー『PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 “P.C.F”』の開催を発表したPSYCHIC FEVERは、小波津志が「僕達は結成4年目となる今年にデビューしまして、今度は僕達の夢であった単独ツアーをできるというのが、とてつもなく嬉しいです。来年もPSYCHIC FEVER一丸となって全力で頑張っていきますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします!」と丁寧にコメント。

 PSYCHIC FEVERと同様、2023年もタイでの活動が続くBALLISTIK BOYZの日髙竜太は、約2年ぶりの単独ツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2023 “N.E.X.T.”』の開催決定を喜びつつ、「タイで活動するようになってから、ファンのみなさんがいるからこそ、こういった活動ができているんだなとすごく感じるようになりました。そんな日本で待っていてくれるファンのみなさんのために、次のツアーではしっかりとしたパフォーマンスとエンタテインメントを必ず届けたいと思います」と語る。

 2023年2月より三部作ツアーの第三弾『FANTASTICS LIVE TOUR 2022 “FAN FAN JUMP”』がスタートするFANTASTICSの八木勇征は、「よりたくさんの人に僕らのパフォーマンスを届けたいですし、1公演1公演大切にして進化して、みなさんに幸せを届けられるグループになりたいと思います」と話した。

 2023年2月22日に、原点回帰をテーマとしたアルバム『ROUND & ROUND』をリリース予定のTHE RAMPAGE・川村壱馬は、「僕らは2023年、今一度グループで一致団結して、ファンのみなさんに何を伝えたいのか? といったことも改めて精査して、先を見据えながら“Love Dream Happiness”を伝えていけたらいいのかなと思っています。絶対にみなさんに最高の景色を見せたいと思っているので、2023年もよろしくお願いします」と誠実に伝える。

 『GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 “THE BEST”』の開催を発表したGENERATIONSの数原龍友は、「僕らの活動もそうですが、みんながそれぞれ自分達の場所で頑張って、それが集結した時にまた新しいエンタテインメントが繰り広げられると思います。みんな目まぐるしく活動していきますので、置いていかれないように!」と語り、早くも再集結の時を予感させた。

 そして「2022年、このライブで全てを出し切り終わりましょう! 2023年、最高の形で迎えられればと思います」(数原)と煽り、ラストナンバー「24WORLD」へ。総勢45人のJr.EXILEがステージの各所に散らばり、移動しながら歌い踊る様は実に賑やかで、早くも新年の幕開けを迎えたようなエンディングとなった。

■BALLISTIK BOYZライブ情報
『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2023 "N.E.X.T."』

《山梨》YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)
4/21(金) 開場17:45 / 開演18:30

《京都》ロームシアター京都
4/25(火) 開場17:45 / 開演18:30

《千葉》森のホール21(松戸市文化会館)
5/12(金) 開場17:45 / 開演18:30

《山口》周南市文化会館
5/14(日) 開場15:15 / 開演16:00

《愛知》名古屋国際会議場センチュリーホール
5/16(火) 開場17:45 / 開演18:30
5/17(水) 開場17:45 / 開演18:30

《愛媛》松山市民会館
5/21(日) 開場15:15 / 開演16:00

《大阪》オリックス劇場
5/24(水) 開場17:45 / 開演18:30
5/25(木) 開場17:45 / 開演18:30

《福岡》福岡サンパレス
5/27(土) 開場16:15 / 開演17:00

《神奈川》よこすか芸術劇場
6/3(土) 開場16:15 / 開演17:00

《新潟》新潟県民会館
6/7(水) 開場17:45 / 開演18:30

《石川》本多の森ホール
6/9(金) 開場16:45 / 開演17:30

《広島》広島文化学園HBGホール
6/12(月) 開場17:45 / 開演18:30

《宮城》東京エレクトロンホール宮城
6/19(月) 開場17:45 / 開演18:30

《東京》東京ガーデンシアター
6/30(金) 開場17:30 / 開演18:30

【チケット料金】全席指定¥9,350税込
詳細:https://m.tribe-m.jp/news/detail?news_id=41494

■PSYCHIC FEVERライブ情報
『PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 “P.C.F”』

《大阪》Zepp Namba
6/13(火)開場17:00 / 開演18:00

《愛知》Zepp Nagoya
6/15(木)開場17:00 / 開演18:00

《東京》Zepp Haneda
6/26(月)開場17:00 / 開演18:00

《福岡》Zepp Fukuoka
6/29(木)開場16:00 / 開演17:00

【チケット料金】
全自由 ¥8,250税込
※整理番号付き・入場時ドリンク代別途¥600
※6歳以上有料、5歳以下入場不可
詳細:https://m.tribe-m.jp/news/detail?news_id=41538&group_id=338

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