A.B.C-Zメンバー分析 第2回：河合郁人、テレビに引っ張りだこのマルチな活動　ギャップ見せる“アイドル”としての顔

　さらに、昨今ではバラエティ番組だけにとどまらず、『ドデスカ！』（メ～テレ）、『newsおかえり』（ABCテレビ）などの情報番組にも出演中。2020年からレギュラー出演している『ゴゴスマ〜GOGO！Smile！〜』（TBS系）では、センシティブなニュースにも自分なりの視点でしっかりとコメントする姿を見せている。同番組で司会の石井亮次が夏休みを取得した際に代役でMCを務めたほか、8月6日に放送された特番『土曜日もゴゴスマ！』（CBC）でもMCを務めた。加えて選挙番組に出演したり、前述のとおり吹き替え声優にチャレンジしたりと、次々と活躍の幅を広げているのだ。

　こう振り返ると、タレント的な印象を受ける河合だが、れっきとした“ジャニーズアイドル”であることを忘れてはならない。パフォーマンス時にキレキレに歌って踊る姿は見紛うことなきアイドルだし、昨今のソロ曲でキメている姿はさすがジャニーズと言えるものだ。高所恐怖症にもかかわらず、コンサートや舞台で大型装置を使って高所でパフォーマンスすることについて問われた時の「たくさんの方に見ていただけると、気持ちよく舞うことができます」（※2）といったコメントも最高に“アイドル”だ。今年35歳を迎える河合だが、「静止画の帝王」の名もまだまだ通用するだろう。

　ほぼ毎日のように様々な番組に出演している河合。A.B.C-Zのドアマンとして、このまま活躍をし続けてほしい。バラエティでの彼の姿で興味を持った人が、河合、そしてA.B.C-Zのパフォーマンスを見た時、そのギャップから沼にハマることは間違いないだろう。

※1：https://realsound.jp/movie/2022/10/post-1142721.html
※2：https://www.fujitv-view.jp/article/post-445792/

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