日向坂46 上村ひなの、三期生を牽引する“キュート&パワフル”な持ち味  「その他大勢タイプ」では4年間の成長も発揮

 日向坂46のニュースが連日世間を賑わせている。四期生メンバー12人の紹介動画が、グループの公式YouTubeチャンネルにて1人ずつ公開されているからだ。そんな中、8thシングル『月と星が踊るMidnight』収録の新曲「その他大勢タイプ」のMVが公開されたが、この曲に参加している上村ひなのにとって、四期生は初めての後輩となる。このタイミングで、改めて三期生メンバーとして活躍してきた上村の功績を辿ると共に、彼女の持つ魅力について考えてみたい。

 2018年に行われた「坂道合同新規メンバー募集オーディション」を経て、けやき坂46唯一の三期生としてグループ入りした上村。2020年には同じオーディションを受け、坂道研修生として活動していた髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世が加入し、時間差で同じ三期生メンバーとなった。

 冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)では、自ら考案した「新三期生の魅力が伝わる企画」でMCのオードリー 春日俊彰の横に立ち進行を担当したり、6thシングル『ってか』共通カップリング曲「何度でも何度でも」では初めて全体曲のセンターを務めるなど、バラエティ面でもパフォーマンス面でもグループ内で存在感を高めている上村。そういう意味で彼女は、三期生を牽引してきたメンバーと言っても差し支えはないだろう。

日向坂46 『何度でも何度でも』

 ほんわかとした雰囲気で「いつでもどこでも変化球、ひなのなの」がキャッチコピーの妹キャラ。一方でパフォーマンスはキュートさと力強さを併せ持つ。特に2019年に発表されたソロ曲「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」のクールでパワフルな歌声には、驚かされたファンも多かったことだろう。キャラクターとは裏腹の個性的な低音ボイスが持ち味で、良い意味で“二面性”のある内面を掘りたくなるようなメンバーだ。

日向坂46 『一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない』Short Ver.

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