「羽生結弦だったら絶対に最後までやり切るぞ」が魔法の合言葉 Toshl、表現者として人生の転機になった出会いを語る

Toshl、人生を変えた出会いを語る

石丸幹二、林家たい平……番組をきっかけにした様々な出会いや縁

——シンガーから刺激を受けることもありますか?

ToshI:はい。特に大きいのは、石丸幹二さんとの出会いです。2019年12月に『うたコン』(NHK総合)でご一緒したのがきっかけなんですが、それ以来、さまざまな番組で共演し、よくお話もさせていただくようになりました。長年、歌手として様々な楽曲をステージに立って歌い続けてきたもの同士じゃないと分からないことを共有できる、心を割って話せる、また、ステージやレコーディングでもお互いを高め合い、刺激を与え合いながら一緒に歌える同士と思わせていただけるような「同級生」に出会えたことは、本当に心強く、心から嬉しく思います。

——お互いにいい刺激を与えられる関係なんでしょうね。

ToshI:やはり“表現者”なんですよね。『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)のボーカルオーディション企画で25年ぶりに再開した林家たい平さんとも仲良くさせていただいていますが、彼も言葉を使った表現者。“話し伝える”ということを一途に追求している匠の職人。またお人柄も本当に優しくて楽しくて気遣いがあって気さくで真面目。たい平さんも同世代。心から尊敬しています。美術大学出身で絵も描かれてご自分の美術館も持っていらっしゃるので、ぜひ一緒に美術の面でもコラボできたらと、密かに計画中です。

——音楽番組、バラエティ番組を通してた出会いも多いんですね。

ToshI:そうですね。バラエティ番組などは最初は葛藤もありましたが、飛び込ませていただいたら、本当に楽しくて楽しくて。そして、素晴らしい方々との出会いやご縁をいただいて、本当にありがたく思います。今、僕が様々なテレビ番組に出演させていただいて、歌ったり、笑ったり、笑ってもらえたり、楽しんでもらえること、、、「10年後、こんな奇跡が起こってる楽しい未来が待ってるよ」と、過去の僕に伝えても、きっと信じてくれないだろうな(笑)。でも、「歯を食いしばって、踏ん張って、自分を信じて歩んでいけ」と伝えたいですね。

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