声優とジャニーズ、ラブコール送り合う関係性が生まれる理由は? 寺島拓篤、宮野真守らのエピソードを紹介

 Kis-My-Ft2・宮田俊哉の冠番組『キスマイ宮田のニコ生やったってit’s Alright!』第5回が、 本日9月14日にニコニコ生放送にて生配信される。宮田の誕生日当日の放送となる今回は、ゲストに島﨑信長、寺島拓篤、土岐隼一といった豪華声優陣が登場。『ラブライブ!』はじめ、アニメや漫画、ゲーム好きとして知られる宮田がプライベートでも親交のある面々だ。

 今年5月から始まった本番組は、ジャニーズとして初のニコニコ動画での冠番組。声優をはじめとするゲストを迎えながらアニメ主題歌の「歌ってみた」や「踊ってみた」に挑戦したりボカロPである40mPとともに楽曲を作るなど、アニメやネットカルチャーを満喫している。

 ジャニーズと声優、一見その接点はあまりないようにも思えるが、実は声優やアニメ好きのジャニーズや、ジャニーズ好きの声優も多い。本稿ではその例とエピソードを紹介しながら、彼らが互いに尊敬し惹かれ合う理由を考察してみたい。

 宮田の誕生日スペシャルにも参加する寺島は、Snow Man好きを公言している。きっかけは宮田とSnow Man・佐久間大介とともに『ラブライブ!』について語る番組に出演したことだったそう(※1)。その後当時ジャニーズJr.であった佐久間のライブを見に行き、夢中になったという。たしかに寺島のSNSを見てみると、Snow Manの1stアルバムが手元に届いたという報告やアクリルスタンドを並べた写真など、まさにファンそのものな投稿も散見される。

 そんな寺島は、佐久間の冠ラジオ『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)の第1回にゲスト出演を果たしている。Snow Manオタクの寺島と、声優/アニメファンの佐久間、互いの思いが熱くぶつかった本番組では、アニメの魅力について白熱したトークを繰り広げた。

 本番組にて佐久間は、声優好きのジャニーズの先駆けとして宮田を挙げていたが、一方寺島は声優界の先駆者として杉田智和を挙げた。ここで名の挙がった杉田は2021年公開のアニメーション映画『白蛇:縁起』にて佐久間と共演しており、「佐久間さんはゲスト声優ではなく共演者です。これは自信を持って言えます」と高評価を送っている。また同作品で共演した佐倉綾音は「声を生業にしている人の声圧で、本当にびっくりしました。いつでも声優業界に来てください」と歓迎。佐久間はアニメ好きとしてだけでなく、声優としても期待の高い存在だと言えるだろう(※2)。

 また、同番組には、『けいおん!』シリーズの秋山澪役などを務めた人気声優、日笠陽子が今年8月に出演した。日笠が出演したアニメの話題について佐久間が深掘りしていく際には、佐久間も自身の声優経験を参照しながら話題を引き出したり、2人の共通点である歌にまつわる話題で語り合うなど、互いの仕事の共通する部分について真剣に話す場面もあった。

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