Snow Man 佐久間大介、声優 寺島拓篤とのオタクトークで大興奮 互いの“好き”が連鎖した、冠ラジオ初回放送を聞いて

 Snow Manの佐久間大介が、4月9日より初の冠ラジオ番組『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送、※以下『待てムリ』)をスタートさせた。

 番組タイトルにある『待って、無理、しんどい、、』は「なにかを好きな方なら絶対に思ったことがある言葉」として佐久間から提案したそう。好きすぎて無理、嬉しい気持ちが大きすぎてしんどい……と、心が処理しきれないほど感激する様子が伝わってくる言葉だが、まさにこの番組もそんな仕掛けがてんこ盛り。

 番組冒頭「え、これ始まってます? 待って、急に始めるじゃないですか!」と驚きながらトークを始めるなど、「待って」な展開で存分に楽しませてくれた初回放送を振り返る。

初回なのに豪華ゲスト・寺島拓篤の登場に「待って!」

 佐久間といえば、番組内でも「アニメオタク兼Snow Manの佐久間大介」と自己紹介したように、アニメ好きであることでおなじみ。この番組についても「好きなことを好きなように語る番組」にしたいとし、「オタクのみなさんに何かしら刺さること、共感できることがあれば」と話した。

 そんな「好き」が繋がってゲストとして登場したのが「Snow Manオタク兼声優」と自己紹介した寺島拓篤だ。これまでの慣例であれば、初の冠ラジオ番組がスタートすると、まずはパーソナリティの1人語りで地盤を固め、満を持してのゲスト登場……となるところ。だが、そうはいかないのがこの『待てムリ』だ。

 寺島も「佐久間くんおめでとう、冠番組! 聴いてるか、みんな! 歴史が変わる瞬間だぞ! ここから新しい歴史が始まるからね」と大興奮で登場するも、「すっごい嬉しかったんだけど(出演するなら)2回目だ! 2回目からだ(笑)!」と、あまりにもイレギュラーな事態に「待って!」と思わずにはいられないようだった。

 しかしこの2人、実は2015年に放送した『レコメン!』(文化放送)にて、人気アニメ『ラブライブ!』(TOKYO MXほか)特集回で共演済み。さらに、昨年11月3日放送の『もっと一緒に!ラジオde浜祭スペシャル』でもアニメについて生放送でたっぷりと語り合い、すでに連絡先も交換している間柄。プライベートでもオタク仲間として親睦を深めており、2人の言葉を借りるなら、すでに「エピソード0」がある状態なのだ。「普通に会ったとき、アニメの話、3〜5時間できますからね」と笑い合う2人のトークは、リスナーも巻き込みながらそれぞれの「好き」を披露する平和な時間となった。

2人ならではの「待って、本物いるんだけど」の連鎖

 アニメ好きな佐久間にとって寺島は「本物の声優」、そしてジャニーズアイドル好きな寺島にとって佐久間は「本物のSnow Man」という心弾ませる存在でありながら、共演した際には語り口が「本物のオタク」だと感激する同志でもある。そんな2人から、まずオタクトークを始めるにあたって、この語りやすい空気を作ってくれた先駆者へのリスペクトが溢れ出す。

 佐久間にとってはKis-My-Ft2の宮田俊哉が、その人だ。「宮田くんが0から1を生み出してくれた」と熱く語り、寺島も宮田のイズムが佐久間の口調にもしっかりと受け継がれているとしみじみ。すると、佐久間が中居正広と共演したとき「待って、話し方がほぼ宮田!」とツッコまれたエピソードも披露して笑いを誘うのだった。事前に宮田には『待てムリ』のスタートについて話しており「マジ? 絶対呼べよ」と言われたそうで、ゲスト出演も遠くはないのではと期待が高まる。

 対して、寺島にとってオタク声優という道を切り拓いてくれたのは「杉田智和さん」だそう。「杉田さんがずっとオタク然とした生き方を貫いているというか。(中略)こういう生き方でいいんだと思って。佐久間くんにとっての宮田くん、僕にとっての杉田さんのおかげでのびのびやれてる」と嬉しそうに語った。

 加えて、寺島が初めて「(原作漫画が)アニメ化していくワクワクをくれた作品」として『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(フジテレビ系)が挙がると、2人のアニメオタク仲間でもある神木隆之介の話に。「友だち実写に出てるもんね」「神木くんってすごいんですよね。あの子がいるだけで“あ、本人だ”ってなる」と盛り上がり、「このラジオ来てもらいたい」「来るでしょ」とラブコール。さらに、寺島が『EDENS ZERO』(日本テレビ系)にて、仲の良い声優の山口智広と作中でも友人役を演じることになり、佐久間が「待って、なにこのエモい感じ!」と興奮したという話も。ゲームを通じて佐久間とも仲良くなっていることから「智広くんも来てよー!」と、さらにゲスト候補のリストが充実していくのだった。

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