Snow Man ラウールの優れた身体コントロール力 画面越しにも伝わる美しさと力強さ
手元に『Mania』通常盤があれば、ぜひ岩本照、ラウール、佐久間大介のダンスチーム3人によるユニット曲「ADDICTED TO LOVE」のマルチアングルを見ていただきたい。1番Aメロのフリーダンスも、花道をムーンウォークするところも素晴らしいのが、特に目を奪われたのが、何かの衝動を抑え込むように大きな拳を口元にあて、首を前に突き出し、抑え込んだかと思った瞬間枷が外れたように解放される手足。その表情、その姿はやはり人智を超えていて、踊ることに特化した獣のようだ。
ファンからの人気も高く、メンバー全員のパッションが爆発する「Cry out」でも、四つん這いになって全身が心臓になったように激しく拍動する場面があり、すさまじいエナジーに気圧される。
この才能が、『Mania』ツアーの時点でまだ18歳、現在でも19歳というのが末恐ろしい。ラウールの持つポテンシャルによって、いずれ“日本を代表する”、“世界に通用する”というレベルの存在になっていくのだろうと、自然と想像させられてしまう。どこまでも成長を続け、世界を驚かせ続けてほしい。
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