櫻坂46『W-KEYAKI FES.2022』公演中止で再確認したファンとの絆 運営側の異例の対応も話題に
Twitterではその後「#ゆっくり休んでね櫻坂46」といったハッシュタグも生まれ、さらに予定されていた公演日には、あたかも実際にライブが行われていたかのような感想ツイートを投稿する“妄想ライブ”を繰り広げる動きも見られた。公演は残念ながら中止となってしまったものの、かえってグループを思うあたたかい気持ちがファンの間で深く共有された数日間だったと言えるだろう。
遡れば、同グループは改名前の欅坂46時代にも公演の中止の経験がある(2018年 日本武道館公演)。当時メンバー1人の負傷によってグループの公演が中止となった判断について、ファンの間では賛否両論が巻き起こった。当然単純な比較ができるものではないが、その時と比べると今回の件からはファン側の反応や運営側の対応など様々な点で変化が見て取れた。
こうしたピンチの状況でグループを支えるのもアイドルを応援する醍醐味の一つ。特にSNSでのリアクションの大きさが力を持つ今の時代に、このような動きの持つ意味は決して小さくない。
櫻坂46は8月にアルバム『As you know?』発売を予定している。危機的状況で再確認できたグループとファンの絆は、今後の活動に好材料となるはずだ。