BE:FIRST 読書好きのLEO、甘党のRYUHEI……趣味にも集まる注目 好きを生かして広がる活躍の場

 5月18日に2ndシングル『Bye-Good-Bye』をリリースし、年内には初の全国ツアーも控えるなど順調に成長を続ける7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRST。昨年11月のデビューから半年、目まぐるしいスピードでアーティストとしてステップアップする彼らだが、抜群のチームワークもさることながら、近頃はメンバー個人の趣味が注目を集めることも増えている。今回はその中でもLEOとRYUHEIに焦点を当て、各々の趣味が活動にどう生きているかを掘り下げていく。

 最年長メンバーの一人であるLEOは、ファンの間で読書家としても知られる。最初にそれが明らかになったのは昨年8月にBE:FIRST公式YouTubeで公開された「Shining One -Behind The Scenes-」(※1)。メンバー決定直後から始まったプレデビュー曲「Shining One」のミュージックビデオ撮影の裏側を収めた動画となっており、メンバーのラフな表情が映し出された貴重な映像だ。その中ではリラックスした姿を見せる様子も窺えるが、RYOKIと楽屋で話す場面でLEOの手元にあったのが燃え殻の『これはただの夏』(新潮社)だった。

 人間味に溢れた飾らない文章で書かれる燃え殻の作品は、一文一文が鮮明に脳裏に焼き付いて離れない不思議な力を持っている。決して人間の綺麗な側面ばかりを照らしてはいないものの、彼の綴る言葉はみずみずしく、嘘がないのだ。頭で言わんとすることを考えるよりも先に心にストンと落ちるような感覚、とでも言うのだろうか。燃え殻の作品からは、彼の作品を愛読するLEOの人間性をも感じられるようだ。「自分」という人に、そしてこの世界に対して、自然体で嘘がない。

 また、LEOは雑誌のインタビュー等でも『すべて忘れてしまうから』(扶桑社)『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮社)など燃え殻の著書を愛読していることを公表しているが、自身のお気に入りの部分を問われると「僕のフィルターで作品の邪魔をしたくない」(※2)と答えるのも彼の魅力的な一面。もちろん素敵なところはたくさんあるが、何よりも燃え殻という人が紡ぐ言葉の素晴らしさを伝えたい、自分をきっかけに作品を知った人に何も知らずに読んでもらった上で、120%の状態で楽しんでもらいたい、と語るのだ。

 そんな読書がLEOに与える影響は、アーティスト活動にも及んでいる。メンバー自らも作詞を手がけるなど高いクリエイティブ能力を持つことでも知られるBE:FIRSTだが、音楽へ還元されるアイデアやバラエティ豊かな感情のストックは、彼の場合このような言葉にまつわる作品から得ることも多いようだ。今後はクリエイティブ面はもちろん、読書好きを生かしたソロ仕事にもつながっていくかもしれない。



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