OnlyOneOf、日本デビューライブで伝えたlyOnへの想い　トークやゲームで充実の公演に

　さらにベストアルバムメイキング映像ではさわやかでキュートなオフショットを見せつつ、スーツに着替えたメンバーが披露したのは日本デビュー曲「suit dance (Japanese ver.)」。ジャケットとハンカチを使ったダンスで魅せ、大人のラブソングを聴かせた。「skinz」では全員ジャケットを脱いでのパフォーマンス。隠しきれない色気を纏わせ、会場を魅了していく。

　トークになるとキュートというだけではなく、ユーモアを交え会場を和ませるが、パフォーマンスになると「かっこいい」の一言だけでは片づけられない魅力にとりつかれてしまう。それは曲を重ねるごとに加速し、「愛してる」のささやきのあとに始まった「dOra maar」、さらに「libidO」ではドキリとするような官能的シーンを思わせるような濃厚な絡みを見せた。本編最後のトークではOnlyOneOf6人だけで改めてlyOnにあいさつ。Nineは「もっとかっこいいステージをお見せしますから楽しみにしていてください」と伝え、「savanna」で本編を締めた。

　アンコールではTシャツ姿で登場したメンバー。「blOssOm」ではキュートなフリで楽しませたあとは全員で記念撮影をする場面も。そして、最後の曲「time leap」では「一緒に！」というメンバーの声と共に会場も一緒になって手を振りライブの一体感を楽しんだ。

　「（みなさんの）おかげで幸せです！」「また会いましょう！」と口々に言いながら第1部のステージを締めくくったOnlyOneOf。

　ようやく叶った日本でのパフォーマンス。今回のライブにあたり、Nineは「ドキドキして昨日は眠れなかった」と話していたが、同じ気持ちだったファンもいるだろう。ライブ中には今後開催されるリリースイベントにも触れられたが、早くも次の彼らがどのようなステージを見せてくれるのか楽しみで仕方がないという人も多いはず。OnlyOneOfの躍動はまだ始まったばかりだ。