香取慎吾、King & Prince、UNISON SQUARE GARDEN、DEEP SQUAD、STU48……4月13日リリースの新譜5作をレビュー

DEEP SQUAD『Gimme Gimme』

 ATSUSHIプロデュースによる4人組コーラスグループ・COLORとして始まり、2009年にDEEPに改名。2018年のメンバー脱退を経て、2019年にオーディションに行い新たに3名が加入。現在は6名のボーカリストによるエンターテインメント集団として活動しているDEEP SQUADからニューシングル『Gimme Gimme』が届けられた。表題曲は軽快なギターカッティング、エレクトロファンク系とトラックを軸にしたポップナンバー。ネオソウル〜シティポップの流れを取り入れたサウンドとともに、個性と技術を兼ね備えた6人のボーカリゼーションが楽しめる。サビのラインにおける美しく、セクシーなハーモニーも素晴らしい。カップリングの「ヒトリゴト」はメンバーのYUICHIROの作詞による“未完成な男”の切ないラブソング。90年代R&Bの雰囲気をたたえたアレンジも6人の歌声を引き立てている。(森)

STU48『花は誰のもの?』

 今年結成5周年を迎えたSTU48。通算8枚目のシングル表題曲は、石田千穂・瀧野由美子・中村舞がトライアングルセンターを務め、切なくも大きなテーマを歌うメッセージソングに仕上がった。同楽曲のMVはドラマ仕立てとなっており、映画『マイ・ダディ』などで知られる金井純一が脚本・監督を担当。センター3人を含む選抜メンバー16人が出演し、難しい設定のストーリー、役どころに挑むMVからは、同楽曲にかけるグループの熱量を感じることができる。シングル各種には別々のカップリングも収録され、90年代ユーロビートのトラックが懐かしい「Sure、じゃあね」(劇場盤に収録)など、STU48の魅力を味わえるシングルが完成した。

STU48 8th Single「花は誰のもの?」MUSIC VIDEO/ STU48【公式】

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