NMB48『NAMBATTLE2』楽しさのなかに垣間見える真剣さ 何事も一生懸命に取り組むグループの魅力

NMB48『NAMBATTLE2』ファイナルレポ

強運の持ち主は泉綾乃「まさか1位になるとは」

 グループで一番の強運の持ち主を決める「運」では、泉綾乃がナンバーワンに輝いた。

 「なんば式すごろく」と題されたこのバトルは、12マスのすごろくで誰がもっとも早く上がれるかを競うもの。ただし、各マス目にはミッションが記されており、その指令に応じて前に進めたり、後退したりすることも。ここまで勝ち上がってきた6名に、敗者復活(金子剛劇場支配人とのじゃんけん)の勝者・本郷柚巴を加えて運勝負を繰り広げた。

 サイコロの1振り目は、安部若菜、泉綾乃、隅野和奏が6、川上千尋、和田海佑、松岡さくら、本郷柚巴が1を出し、「6か1しか出ない」という珍事が発生。2振り目には、安部若菜が2を出し、その停止位置のミッション「じゃんけん」で泉綾乃と勝負。勝った泉綾乃は1マス進み、さらにその後に振ったサイコロで5を出して早くもゴール。スピード決着となり「単純に楽しもうと思っていたのですが、まさか1位になるとは」と目を丸くした。泉綾乃には「NMB48 book Special ソロ表紙出演権」「ファミリーマート店内放送出演権」などが贈られ、また決勝進出者全員が「MBS『NMB48の#エモスト』出演権」などを獲得した。

 ちなみに合間のミッションでは、「『私、実は・・・なんです』の空白部分を絶叫してください」という指令を受けた川上千尋が「阪神タイガースの現状にキレています」と贔屓球団の開幕連敗スタートを嘆き、安部若菜はモノボケでスプーンを髪の毛に差し込んで「どすこい、どすこい」と力士の真似をみせるなどして、場内を和かなムードにした。

原かれんはラスト曲で涙、楽しさのなかに真剣さ

 ジョーシン(上新電機)のCM出演権をかけた投票イベント「J」では、川上千尋が票数1位で出演決定。すでに出演が決まっている渋谷凪咲、小嶋花梨とともに、来季のジョーシンのCMに登場する予定だ。

 長年、阪神タイガースの選手が出演してきた同社CMとあって、川上千尋は「阪神=ジョーシンと思っていました」と大喜び。こちらはすでにCM撮影が終了しており、渋谷凪咲は「ちっひー(川上)は気合を入れてきたのか、撮影日にジョーシンのタトゥーを入れてきた」と冗談を口にしてファンを笑わせた。

 楽しさのなかに真剣さが垣間見えた、各バトル。原かれんは、「舞」発表後に披露された「青春のラップタイム」の曲中も、負けたことへの悔し涙が止まらなかった。どんなことでも一生懸命に取り組む、NMB48らしさがいっぱいのイベントとなった。

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