Snow Man、「ブラザービート」で一大ムーブメントを巻き起こす　勢いに乗るグループとブラザー達との強い絆

　3月30日にリリースしたSnow Manの6枚目シングル『ブラザービート』が、初週で78.8万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。なお、同作はフラゲ日と発売日の2日間だけでハーフミリオンを記録、しかも“連続初週売上50万枚超え作品数”を5作連続とし、B’zや嵐と並び、男性アーティスト史上5組目となる快挙も達成した。

　表題曲の「ブラザービート」は、9人が主演を務める映画『おそ松さん』の主題歌である。映画の公開にあわせ、メンバーの怒濤の番組出演も展開され、ファンは嬉しい忙しさに追われている。本稿では、映画と楽曲を絡め、今まさにSnow Manが大きなムーブメントを巻き起こしていることに着目し、考察していく。

　3月25日に公開された映画『おそ松さん』。公開前からYouTubeの東宝MOVIEチャンネルでは“映画『おそ松さん』のおそま通信”としてメンバーからのメッセージやメイキング映像などを配信。それぞれが演じるキャラクターの解説なども含め、作品の見どころや魅力についても分かりやすく伝えたことで、原作を詳しく知らない人でもその世界観に入りやすかったように思う。加えてメイキングなど公式でしか見られない貴重な映像も配信されており、「毎回更新を楽しみにしてる」「何回も見た」という声も多く聞かれた。

　Snow Manの公式YouTubeチャンネルでは、3月2日に「ブラザービート」のMVを公開。クールなブラックスーツとカラフルでポップな衣装の2パターンのスタイルでパフォーマンスを披露し、『おそ松さん』の世界観も感じつつ、今までにないポップな彼らの一面を感じることができると話題だ。Snow Manにとって新鮮なパーティーロックに乗せ、兄弟の絆、Snow Manメンバー、そしてファンとの関係を表現した楽曲は、一度聴いたら知らず知らずのうちに何度も口ずさんでしまうメロディとキュートな歌詞が特徴。9人それぞれの個性を生かしたラップの掛け合いにも彼らのチームワークの良さを感じることができる。MVは4月5日現在で再生回数1600万回を突破しており、驚異の快進撃を続けている。実は公開になった当初から、ファンの間で深澤辰哉の歌唱パートである〈イーアルサンスー〉が中国語で「1,2,3,4」という意味があることから、それにちなんで1234万回の再生回数を目指そうという動きがあり、こうした心強いファンの後押しも追い風になったのではないだろうか。

　さらにグループの公式Twitterでは、「#スノブラザー」「#絆をビートに刻め」といったハッシュタグとともに情報を発信。配信される動画では9人が「ブラザーのみなさーん」と呼びかけるところもポイントだ。Snow Manには公式のファンネームが定められていないが、『ブラザービート』期間中は“ブラザー”呼びで9人とファンとの距離を縮めてくれているようで嬉しい。また、阿部亮平、佐久間大介、向井康二による「ブラザーゲーム」動画も配信。コールした数字と上げた指の数を一致させる“指スマ”と、人差し指で相手の指を攻撃し両手で5以上になった人が負けというおなじみのゲームをオリジナルのかけ声とともに、ユルくもにぎやかに挑戦している3人の姿は、なんとも言えない癒やし効果を発揮している。

／#ブラザーゲーム 🪄
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Snow Manメンバー3人が
なにやらゲームを...👀💡

ブラザーのみなさんも覚えて
ブラザーゲームで遊んでみてくださいね🙋🏻‍♀️✨#スノブラザー pic.twitter.com/V5eFUCfk1D

— 「ブラザービート」Official (@SN__20200122) March 12, 2022