Snow Man、映画『おそ松さん』でグループの“巻き込み力”を発揮? 9人のキャラクターにも注目

 Snow Manが主演を務める映画『おそ松さん』が3月25日に公開される。公式HPやTwitter、雑誌などで徐々に情報が解禁されはじめ、少しずつどんな作品なのかが見えてきた。

 『おそ松さん』は赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』が原作になっている作品。『おそ松くん』に登場する六つ子が成長して大人になった様子が描かれたアニメで、六つ子全員がニートとして親のスネをかじり続けている。さらに下ネタやブラックジョークなども無遠慮に飛び出すが、その自由奔放な設定とエッジの効いたキャラクター、豪華な声優陣など様々な要因が相まって、多くのファンが存在している。

 向井康二演じる長男・おそ松は、長男だがあまり頼りにはならず、心はまるで小学生。向井はおそ松のそんな部分を「(自分と)似てますね」と言っており、役作りしすぎない状態で撮影に望んだという。ストーリーの中には、恋愛シーンや原作っぽさが反映されたお尻を出すシーンも。盛り上げキャラの向井がどう演じているのか楽しみだ。

 岩本照演じる次男・カラ松はクールを気取ったナルシスト。滑ることもあるが、根はアツくていい人キャラだ。カラ松と岩本のイメージはあまり結びつかなかったが、公式HPにあるキャラクター紹介動画を見ると、意外にもハマっている様子。さらにアクションシーンや“落っこったり、蹴ったり蹴られたり”するシーンもあるようで、『SASUKE』(TBS系)で活躍を見せている岩本の本領も発揮されそうだ。

 目黒蓮演じる三男・チョロ松は、兄弟の中では常識的でツッコミ役。だが、熱狂的なアイドルオタクだったり、兄弟たちからいじられたりすることもあり、見紛うことなき六つ子の一員だ。目黒は「自分と似ているところはひとつもない」と語っており、目黒の新しい一面が見られるのではないだろうか。

 深澤辰哉演じる四男・一松は猫背の根暗キャラ。基本的に無気力で、ポツリと皮肉を言うこともしばしば。だが、ハマったものに対しては高い熱量を見せることもある。もともと猫背だという深澤は、ボソボソ話すことを意識したくらいで、役作りはしていないそう。そんな深澤の演技を岩本は「一松ならではの猫背や、ボソボソとしたしゃべり方が真に迫っていた」と評価。メンバーのお墨付きを得ている深澤流・一松に期待だ。

 佐久間大介演じるのは五男・十四松。一般的に十四松は底抜けに明るい人間離れしたおバカキャラ、という解釈になるが、佐久間は「(十四松は)真面目な常識人。実は頭もいいし優しい子でおバカなこともあえてやっていると思う」と語る。それを踏まえた上でアニメ第一期の十四松を強調するように演じたそうだ。それだけではなく、声優の小野大輔の声の出し方も意識しているというから驚きだ。

 ラウールが演じる六男・トド松は一番コミュニケーション能力がある、甘え上手。アニメでは“リア充”に仲間入りしそうになったこともある。末っ子という点と、キラキラした瞳、あざと(?)かわいいところなど、ラウールとリンクしそうな部分もあるだけに、どんなトド松が見られるか楽しみだ。

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