meiyo、バイラルチャート連続ランクイン 赤裸々なリアリティが共感呼ぶ「うっせぇわ」に続く本音ソングに

参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(11月4日公開:10月28日~11月3日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:INI「Rocketeer」
2位:HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA「HALLOWEEN PARTY」
3位:INI「Brighter」
4位:BoyWithUke「Toxic」
5位:ケプラ「これからのこと」
6位:Disney Characters「This Is Halloween」
7位:Justus Bennetts「Bad Day」
8位:五十嵐双葉(CV:楠木ともり)、桜井桃子(CV:早見沙織)、黒部夏美(CV:青山玲菜)、月城モナ(CV:古賀葵)「アノーイング!さんさんウィーク!」 
9位:TAKE-M, H.Teflon「Leave my planet」
10位:The Walters「I Love You So」

11位:Jesy Nelson「Boyz (feat. Nicki Minaj)」
12位:23「Pink Soldiers」
13位:7 LOVE Minutes「U+Me=LOVE」
14位:JO YURI「GLASSY」
15位:meiyo「なにやってもうまくいかない」
16位:JO1「Prologue」
17位:Marilyn Manson「This is Halloween – Pop Version」
18位:EVADE FROM 宇宙「フライト 日 ’89 (FRIDAY)」
19位:BE:FIRST「Kick Start」
20位:A$AP Rocky「Peso」

 秋の気配を感じる今週のSpotifyのバイラルチャートトップ20。季節がら、HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA「HALLOWEEN PARTY」やDisney Characters「This Is Halloween」といったハロウィン時期ならではのランクインが相次いだ。定番ハロウィンソングの急浮上に負けず、異例の3週連続首位を獲得したのは、INI「Rocketeer」。「Rocketeer」と合わせて配信開始された「Brighter」も3週連続でトップ3をキープしており、INIの人気はもう誰にも止めることはできなさそうだ。

 そんなINIの大躍進の裏でチャートにランクインを続けるmeiyo「なにやってもうまくいかない」に、今回はスポットライトを当てたい。「なにやってもうまくいかない」は、惜しくもINIの「Rocketeer」と「Brighter」に首位獲得を阻まれたものの、10月21日付のウィークリーチャートでは最高3位の成績を残し、以降もチャート上位にランクインし続けている注目の楽曲だ。「なにやってもうまくいかない」、このネガティブにも聞こえるタイトルを冠した楽曲の魅力に迫ってみよう。

 meiyoは、2018年に演奏・歌唱・作詞・作編曲を行うワタナベタカシから、活動名をmeiyoへと改名したマルチアーティスト。meiyoという名前も中国語の「没有」、すなわち否定を表す「ない」という言葉から引用したということだから(※1)、「なにやってもうまくいかない」にも通じるネガティブさや鬱屈さのようなものを感じることができる。高校時代からドラマーとして音楽活動を始めるものの、ワタナベタカシ時代も含めて、大きなヒット曲を生み出すことができず、もがき苦しんだ経験がmeiyoというアーティスト名や「なにやってもうまくいかない」に反映されているのかもしれない。



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