日向坂46、大躍進遂げたメンバーは誰? 加藤史帆、金村美玖、齊藤京子ら個々人が輝いた2021年

 今年はグループの冠番組でのソロ活躍が昨年以上に目覚ましく、芸能界でのポジションを築いたメンバーも多かった。キャプテン 佐々木久美は『みえる』(ABEMA・放送は終了)でのMCぶりに注目が集まるなど、バラエティ番組の名バイプレイヤーとして大活躍。またアイドル界きってのお笑い好きとして、今やお笑い賞レースのご意見番ポジションも獲得している。

 影山優佳は、もはやサッカー研究者と言っても過言ではない活躍ぶり。アイドル界ナンバー1のサッカー通として数々のサッカー番組に出演している。さらに全世界で発売中のサッカーゲーム『FIFA 22』の日本アンバサダーに就任し、ゲーム内にも登場するなど世界中から注目を集める存在に。さらに、弱冠20歳で2021年度の『2021 Jリーグアウォーズ』のステージMCという大役に起用される。サッカーアイドル 影山優佳として国境を越えただけに、今後どこまで突き進むのかは予測不能だ。

 今年20歳を迎えた河田陽菜は2022年3月1日に写真集を発売、次期エースへの期待感も高まる。そのほか2期生の松田好花は『ラヴィット!』で泣き虫キャラを確立し、念願のラジオ番組『ひなこい presents 日向坂46松田好花の日向坂高校放送部』(ニッポン放送)をスタート。宮田愛萌は文学の分野に進出、3期生の山口陽世は“ラミレスの弟子”として、野球ができるアイドルというキャラを築いた。

 様々なジャンルで自分の個性を確立し、アベンジャーズのようなグループになりつつある日向坂46。2022年に飛躍が期待できるメンバーも目白押しだ。グループとしても来年3月には『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~』で遂に約束の彼の地である東京ドーム公演が決定。同公演は日向坂46として一つの大きな区切りとなるはず。そこから新たな目標に向かって4年目は誰がグループを牽引し、どう進んでゆくのか。今年の日向坂46は小坂というエースの不在がグループの士気や団結力を高めていた印象もあるが、2022年はこの1年の経験を爆発させるような、かつてのガムシャラで魂の叫びを感じさせる日向坂46も見てみたい。

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