なにわ男子 長尾謙杜、俳優活動に寄せる期待 松本潤とのドラマ共演&初主演映画で2022年はさらなる飛躍へ
永瀬に続き、今回は先輩である松本との共演に、長尾はカメラが回っているときはもちろん、撮影以外で松本と話す時も緊張の連続だと明かしている(※1)。ライブの演出も手がける松本は役作りに対しても常にストイックで完璧を求めることで知られており、その結果、これまで松本が演じてきた役柄はどれも愛すべきキャラクターとして確立されている。NHK大河ドラマ『どうする家康』の主演も控えた松本の芝居に対峙することで、今後の演技に向かう姿勢に大きな影響を与えるに違いない。一流の役者とスタッフが揃った現場で体感する刺激は何物にも代えがたい貴重な経験となることだろう。
そして2022年2月11日、長尾の初主演映画『HOMESTAY』がAmazon Prime Videoで世界に向け独占配信される。Amazonが製作する初の日本映画であり、森絵都の小説『カラフル』を原作とした物語だ。長尾は、一度死んでしまうが、謎の「管理人」から同じく死んだ高校生・小林真の体を借りて“ホームステイ”し、100日以内に死の原因を突き止めなくてはならなくなったシロを演じる。ミステリアスで驚きに満ち溢れた物語において、長尾がシロをどのように演じていくのか楽しみである。
長尾は憧れの先輩として生田斗真を挙げており「入所前から憧れの人」と語っている(※2)。長尾も生田の切り開いてきた映画俳優としての一歩を踏み出すことになる。出演作こそまだ少ないものの、演じた役柄の心情や背景も感じさせる演技で評価の高い長尾が、今作でどのような飛躍を見せるのか楽しみに待ちたい。
※1:https://realsound.jp/movie/2021/12/post-919975.html
※2:https://realsound.jp/2021/11/post-897939.html