なにわ男子 長尾謙杜、俳優活動に寄せる期待 松本潤とのドラマ共演&初主演映画で2022年はさらなる飛躍へ

 快進撃を続けるなにわ男子の長尾謙杜が俳優として大きな一歩を踏み出した。CDデビュー後初の連続ドラマ出演として2022年1月期スタートの『となりのチカラ』(テレビ朝日系)で、先輩である松本潤との共演が叶った。すでに活躍中の西畑大吾、道枝駿佑に続き、俳優としての飛躍に期待が寄せられる長尾の魅力とポテンシャルについて考察してみたい。

なにわ男子
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 なにわ男子の最年少メンバーである長尾は2014年にジャニーズ事務所に入所した。なにわ男子のプロデュースを務める関ジャニ∞ 大倉忠義の助言もあり自身のグループの衣装デザインも手がけるなど多彩な才能を発揮している。オリジナル曲「ダイヤモンドスマイル」の衣装は、長尾から大倉にイメージを伝えて実現したもので、「アオハル~with U with Me~」(なにわ男子主演ドラマ『メンズ校』(テレビ東京系)主題歌)は自身が衣装デザインを担当している。

 “微笑みの貴公子”とも呼ばれる端正なルックスが印象的な長尾であるが、関西ジャニーズJr.時代から『ちびっ子お笑い七変化 少年KABUKI』で道枝と共に初座長を経験するなど演技のセンスにも定評があった。筆者が俳優としての長尾の可能性を強く感じたのは、永瀬廉(King & Prince)、道枝らと出演したドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)だ。長尾はマスクをつけた引っ込み思案な男子・若林優馬を演じた。第1話の校舎の屋上から飛び降りるシーンではマスクをつけているにも関わらず、飛び降りる前の動揺や焦り、不安などを実に繊細に演じた。また恋の病を通じて成長していくシーンでは、初々しい等身大の高校生を演じていた姿が印象的だった。

 グループで主演した『メンズ校』では、かわいいモノや洋服が好きな男子・花井衛を好演。難しい役どころであったが長尾の持ち前の柔らかな立ち居振る舞いで好感の持てるキャラクターとして見事に演じきった。

 デビュー後初の連続ドラマ出演となる『となりのチカラ』は人気脚本家・遊川和彦が手がける完全オリジナル作品だ。松本演じる主人公・中越チカラが同じマンションに住む個性豊かな住人たちの悩みを解決しながら、マンション全体が強いつながりを持つ1つのコミュニティとなっていくという社会派ホームコメディ。長尾は、小学生の時に震災で両親を失って以来、優しい祖母とマンションに暮らす高校生・柏木託也を演じる。祖母思いの優しい少年で受験を控えた託也がある日、祖母の様子がおかしいことに気づき、今まで優しかった祖母の変化に戸惑うようになる、というストーリーだ。

木曜ドラマ『となりのチカラ』2022年1月20日スタート!毎週木曜よる9:00~放送/ティザー15秒PR

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