なにわ男子メンバー分析第5回:長尾謙杜 天真爛漫な明るさと豊かな表現力、魅力的な二面性を持つ衣装担当の最年少
11月12日、いよいよCDデビューを迎えるなにわ男子。改めて、7人それぞれの魅力、これまでの活躍についてまとめてみたい。第5回は長尾謙杜。
「衣装担当」としてメンバーからも信頼
2014年11月、なにわ男子メンバーの高橋恭平、道枝駿佑と同日にジャニーズ事務所に入所。道枝とは、メンバー内で唯一の同学年である(誕生日順により、長尾が最年少メンバー)。2人は、2018年の舞台『ちびっ子お笑い七変化 少年KABUKI』にて座長を経験。2019年には、ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)にも揃って出演した。性格も好みも正反対、2人揃えばわちゃわちゃと騒ぎ、仲が良い故に小競り合いも多いグループの末っ子「道長コンビ」は今、充実した10代最後の1年を過ごしている。
「好きなファッションデザイナーの人とコラボして服をつくりたい」(※1)と夢を語るほどファッションが好きな長尾は、2019年の舞台『少年たち 青春の光に…』を機に衣装の決定やデザインに関わるようになる。同作では、なにわ男子のプロデューサーである関ジャニ∞・大倉忠義の後押しにより、メンバーそれぞれの興味や強みを活かしたセルフプロデュースが動き始めた。大西流星がグッズ、道枝がショータイムの構成・演出を担当。長尾は、大倉からの「やってみるか?」の声でショータイムの衣装を担当することになったといい「衣装の難しさと奥深さを学びました」と語っている。(※2)
なにわ男子のオリジナル曲「ダイヤモンドスマイル」の衣装は、長尾から大倉にイメージを伝えて実現したもの。さらに2020年に発表した「アオハル〜with U with me〜」(グループ主演をつとめたドラマ『メンズ校』(テレビ東京系)主題歌)では、長尾自身が衣装デザインを担当した。メンバーそれぞれの個性を活かす衣装はファンにも好評で、メンバーも長尾に対し「衣装担当」としての信頼を置いている。
先日出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)でも明かしていたが、憧れの先輩は一貫して生田斗真だ。もともとテレビや舞台に興味があり、自らジャニーズへの応募を決めた長尾。入所前から生田に憧れていたといい、演技力やトーク力、自身で道を切り拓く姿勢を尊敬していると語る。現在、関西ジャニーズJr.やなにわ男子の一員としてドラマ・舞台の経験を積む傍ら、生田をはじめ憧れの先輩の舞台を積極的に観劇し、学んでいる。