Snow Man、壁を乗り越え掴んだ『紅白』初出場 各所から祝福が集まる理由
また、Snow Manたちの前向きさも混沌とした今の時代にフィットしているように感じる。例えば昨年の『紅白歌合戦』の辞退。メンバーたちはJonny's Web内ブログで心境を綴っていたが、いずれもポジティブな内容であった。そして、連続ドキュメンタリー『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)の中でも深澤辰哉が「わざわざ出演前に“Snow Manの分まで頑張ってきます”という言葉を(同時デビューを果たしたSixTONESの)みんながくれて、すごく嬉しかった。実際は出れなかったですけど、Snow Manの気持ちをSixTONESが表してくれた」という前向きな言葉を発していた。Snow Manはグループ結成から11年、何度も壁にぶち当たってきた。しかも我々に見えているのは、壁のほんの一部のはず。それよりもさらに多くの壁があったはずだ。しかし腐らず、諦めず、コツコツと努力をしてきたからこそ、今の輝きを手にしている。昨年の辞退も壁の一つだっただろう。こうした、諦めず前を向くという姿勢は今の時代に必要なもの。それを示す代表的な存在である彼らが、『紅白歌合戦』を盛り上げるアーティストに選ばれるのは必然だったのかもしれない。
12月1日には5thシングル『Secret Touch』のリリースが控えるなど、精力的な活動を見せるSnow Man。『紅白歌合戦』当日はどの楽曲を披露するのだろうか。すべての楽曲がヒットしているSnow Manだから何を歌っても不思議ではない。想像しながら残り約1カ月、ワクワクしたい。