BE:FIRST LEO & MANATO & JUNON、それぞれ異なるトーク力を検証

 MANATOは、真面目で向上心が高いタイプ。そのため、LEOやSOTA、RYOKIに代わって進行をすることもあるし、真面目なトーンでいい話をすることもある。「BE:FIRST デビュー記念!YouTubeライブ!」でもその片鱗が見えたのではないだろうか。だが、『あの日のTHE FIRST』内でSOTAに「部屋に帰るとおかしくなる」と暴露されていた通り、グループ結成後は盛り上げ役になることもしばしば。LEOが頼れる兄貴的に空気を読んで盛り上げるタイプだとすれば、MANATOは切れ味鋭いひと言で笑いを取るタイプ。「You're My “BESTY”」#3でなぞなぞの問題を選んでいるLEOに「漢字読めない?」と言ってみたり、「Hulu特別企画!メンバー同士が投票したランキングを発表。SKY-HIも知らなかったエピソードも!」のジェントルマンランキングで5位になった時に「1位狙ってたんですけどねー。でもまだ上を目指せるってことですよね」とコメントしてみたり……。何気ないひと言がキラーワードになり、メンバーたちの話が盛り上がることも少なくない。

 JUNONはふわふわマイペースなトークを展開しており、自ら前に出て話すというよりもメンバーの話をじっくり聞いて反応するというタイプだ。しかも、その反応が時としてナチュラルな毒になっていることがあるのが、JUNONの沼。例えば、『あの日のTHE FIRST』#1でのこと。Aile The Shotaから「JUNONは歌うまいから、『すごいね〜』みたいな話をしたのを覚えている」と言われ、「嬉しかった」と喜んでいたJUNON。しかし、その後「しかもあんな(いかつい)見た目の人に言われて嬉しかった」と続け、「おい! やめろ、やめろ」とツッコまれて笑いを生んでいた。この独特のJUNONの感性は、BE:FIRSTのトークのいいスパイスになっているのではないだろうか。

 こう見てみると、バランスが良いLEO、MANATO、JUNONの3人。この先、さらにトーク力が磨かれていくと考えると、パフォーマンス以外にも大きな魅力を手にすることになる。彼らのより一層の飛躍に期待が募る。

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