SixTONES、ラジオ生放送で培ったトーク力 『ミュージックソン』単独パーソナリティに寄せる期待

 SixTONESは、ジャニーズJr.時代から週替わりで出演してきた『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)に加え(2021年3月卒業)、デビュー後の2020年4月から、初の冠番組レギュラーラジオ『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)がスタートと、生放送の経験を積んでいる。時にはライブや舞台終わりなど、ハードなスケジュールの日もありながら、それでも毎週土曜深夜に1時間半の生放送を続けている。

 SixTONESのラジオの魅力は、メンバー全員が個性を発揮するトーク力もその一つ。「トマトニュース」や「京本大我のオールナイトニッポン」とオリジナル企画を持つ京本、仰天エピソードが飛び出す森本の近況トーク、対照的にほのぼのとした日常のエピソードを披露する髙地、情景がありありと浮かんでくるほど雄弁な松村、笑いに溢れるトークに、曲振りと選曲とのギャップがありすぎるジェシーと、書ききれないほどのエピソードがある。

 毎週出演している田中は、メンバーの個性やテンションに合わせた絶妙な進行に加え、リスナーからのメールを通してコミュニケーションを図ったり、スタッフを巻き込んだトークを展開したり。何があろうと誰が来ようとも“SixTONESの番組”にまとめる手腕の持ち主だ。バラエティに富んだSixTONESのラジオは、リスナーに笑顔をもたらすパワーがある。

 今年は単独出演となるSixTONES。6人が取材を通して出会った人、目にした光景や音をどんな言葉で伝えてくれるのか楽しみだ。また昨年のように彼らの歌声が聴ける「クリスマススペシャルライブ」にも期待したい。

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