SixTONES 松村北斗、モデル・俳優として発揮する存在感と表現力

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 SixTONESの松村北斗が10月28日発売の『CLASSY.』12月号(光文社)に登場。同誌で男性がカバーを飾るのは創刊以来初とのこと。また同日発売の『Hanako』12月号(マガジンハウス)でも、表紙と巻頭グラビアに登場し、11月1日からスタートの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)に出演と、アイドル、俳優と、映像からグラビアまでシームレスな活躍をみせている。本稿では松村の発揮する存在感についてフォーカスしてみたい。

 『CLASSY.』の表紙では、グレーのニットをインナーにしたジャケットタイプのセットアップ、キャメルのコートを肩にかけたコーディネートで登場。本誌では松村の発案で、人気企画「後輩の松村くん」「彼氏の北斗くん」の同時撮影が実現。オフィスと自宅デートで分かれ、それぞれに違った表情をみせている。

 オフィスでは、動きやすさと来客にも対応できるジャケットコーデで、シャープなのにどこか柔らかい印象。表紙を筆頭にクールさと優しさ、クレバーな人柄を思わせる表情で、“デキる”後輩感が伝わってきた。別日のコーディネートではまた印象が変わり、キリっとした顔つき。一緒にプロジェクトを進める先輩にだけ見せる顔と、よそいきの表情のギャップにドキッとさせられる。

 そして自宅でのクリスマス。オフィスでは前髪を分けてセットしていたが、自宅では真っ直ぐに下ろしたラフなスタイル。大きめフーディー&エプロン姿で、一生懸命に料理する姿が可愛らしい。プレゼントボックスを抱えて子どもっぽい表情をみせたかと思えば、腕に顔をのせてじっとみつめる表情も。こんな視線を浴びたら心臓がもたない……というほどにリアルだ。

 一方、『Hanako』では肩の力を抜いてリラックスムードの松村。衣装はこれからの季節にぴったりの白ニットのワントーンコーデ。「松村北斗、サステナブルに触れる」と題したグラビアページでは、柔和な表情や笑顔とくるくる変わる表情が楽しい。難しい白のワントーンコーデを着こなした松村。ごまかしのきかない白を前に、透明感ある肌が際立っていた。

 そしてガラリと表情を変えたのが、こちらも表紙初登場となった『SPRING』12月号(宝島社)。胸のボタンを大胆に開けたドット柄のシャツ姿で、視線を胸元へと誘うロングネックレスがセクシー。12ページにも及ぶ特集では「松村北斗のON顔/OFF顔」として、スーツ姿の“オン”と、フーディー&メガネの“オフ”披露している。

 どの雑誌でもオン・オフでコントラストをつけており、同時期に発売の雑誌それぞれで違った表情をみせているだけでもすごいのだが、中でも印象的だったのは、いまにも喋り出しそうな躍動感、臨場感ある表現だ。

 視線をそらしたり、じっと物を見つめていたりするカットでも、その前後のストーリーを彷彿とさせ、想像を掻き立てる表情をみせる。それも“喜怒哀楽”のようにわかりやすく心情を表したものではなく、やさしい目つき一つでもいくつもバリエーションがあるように、細やかな表情の変化がリアルだ。

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