NMB48、全メンバーセンター曲披露で結成11周年をお祝い それぞれの熱い思いも

NMB48、11周年記念夜公演レポ

渋谷凪咲らしさ炸裂の仰天スピーチ、山本望叶の決意表明も

 全員センター曲のトリを飾ったのは上西。8月、大阪城ホールで開かれた『次世代コンサート』でもセンター奪取を誓ったが、あらためて「センターに向いているか、向いていないかを決めるのは自分自身。先頭が空いた今、みんなで競い合いながら、助け合いながら、今まで以上にこのグループを強くしたい。私なりのやり方でこのグループの先頭に立って引っ張っていきたい。みんなが次世代センター候補です。メンバーそれぞれの思いがファンのみなさんに届いたら嬉しいです」と目標を語った。

 アンコール曲「結晶」では、11年間支え続けてくれたファンへの感謝の気持ちとして、「結晶」をモチーフにした手持ちライトを輝かせた。MCでは渋谷が、「1期生の先輩が卒業されたとき、NMB48はもう大阪城ホールではライブができへんやろうなって思っていました。今のNMB48で立たせていただいたことは本当に良かった。正直、(現在のNMB48は)知名度や実力があるわけじゃないと理解しています。そんな自分たちでも闘い方がある。泥臭くてもいいから全力でがんばっていきたい。がんばれば明るい未来が来るんじゃないか」と感極まる一幕も。ただ、渋谷劇場はここから。「(グループには)爆乳のメンバーをそろえています。爆乳メンバー、前に出て。こじりん(小嶋花梨)は後ろに下がって。ハケて」と渋谷節が炸裂。爆乳選抜から外された小嶋は、「15秒前までの感動はなんだったのか」と呆気にとられていた。

 また、活動休止明けの山本望叶は、「NMB48に加入して3年半が経ちました。これまでの活動を振り返ると、グループに迷惑をかけてばかりですごく情けないなって思っていました。活動を再開した今、初心に帰って活動をする中で、個人的な目標もできました。またシングル曲で選抜メンバーとして歌うこと。そして、いつかはシングル曲でセンターとして立つこと。あと、ファッション誌の専属モデルになることです。専属モデルは簡単なことではないと思いますし、今の私には相応しくないと思うので、これから私なりに努力して、いつか認めてもらえるようになりたいです。今までは自分の目標を口にすることができなかったんですけど、自分を変えたいと思って、口に出して行動しようと思うようになりました。これからも自分らしく目標に向かって頑張りますので応援よろしくお願いします」と決意を新たにした。

 そのほか会場内の座席の一角には、メンバーが書いたメッセージの数々を人文字風に配置した演出も施されるなど、祝福ムードがいっぱいに。さらに公演中は、26作目のシングル曲が来春にリリースされることを発表。同曲で誰がセンターに選ばれるのか注目だ。

【写真で見る】昼公演「NMB48 11th Anniversary LIVE 〜Scrap & Build〜」

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