櫻坂46 守屋茜、渡辺梨加 卒業に寄せて 二人がグループで果たしてきた役割

 櫻坂46の守屋茜と渡辺梨加が先日、3rdシングル『流れ弾』の活動をもってグループから卒業することを発表した。2015年に欅坂46の1期生として加入して以来、これまで約6年間グループを支えてきたこの2人。公式ブログ(※1)で守屋は「これから自分の将来を考えた時に、年齢のこともあり、自分がやりたいことはここではない場所で挑戦してみたい」と卒業の理由を明かした。2人の発表には惜しむ声も多く、今後を応援したいといった反応が相次いでいる。長らく副キャプテンとしてグループをまとめていた守屋、そしてグループ最年長としてメンバーを牽引した渡辺。そんな2人の活動を振り返りたい。

何事にも全力だった副キャプテンの守屋茜

 宮城県仙台市出身の守屋茜は、バラエティなどで見せる何事にも全力な姿勢から“軍曹”のニックネームで親しまれていた。また女性誌『anan』(マガジンハウス)にて連載「美容の坂道のぼり隊」を持っていたり、ソロ写真集『潜在意識』(小学館)を発売するなど、美容への強い関心があるのも彼女の大きな特徴。そのため美容グッズや家電に対する好奇心が強く、欅坂46の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京)でヨドバシカメラにロケに行った際には終始ノリノリといった様子で、家電芸人として有名なMC・土田晃之の解説に目を輝かせながら耳を傾ける姿が印象的だった。しかしその強すぎるこだわりから、「メンバーがもし妖怪だったらどんな名前?」という同番組の企画で“妖怪無添加探し”と名付けられ、それがぴったりだとスタジオが盛り上がったこともある。

 ポジションは2列目が多く、キャプテンの菅井友香とシンメ関係となってセンターをすぐ後ろから支える役割を担っていたように思う。改名後は1stシングルこそ表題曲の歌唱メンバーに選ばれたものの、その後はカップリング曲の歌唱メンバーへ。その代わり後輩たちの成長を支える良きお姉さん的なイメージが強くなっていった。それを象徴するのが2期生の増本綺良との関係性である。立場も年齢も圧倒的に差のある先輩に対し、ズバズバと切り込んでいく後輩の増本。この2人が頻繁に口喧嘩しているという話は度々聞かれていたが、先日開催されたライブ『櫻坂46 BACKS LIVE!!』でお互いに手紙を読み合って号泣する一幕があり、実はかなりの仲良しで、良好な姉妹関係ができあがっていたと感じる。

 今回の守屋の卒業発表は、グループの世代交代を大きく象徴する出来事だ。守屋が長らく務めていた副キャプテンのバトンを受け取った2期生の松田里奈がこのところ各メディアで頼もしい活躍を見せていたり、同じ苗字の守屋麗奈も地上波出演が続いている。当の増本もバラエティ面で欠かせないメンバーの一人としてすっかり定着。こうした後輩たちの成長を近くで実感したことで、彼女も安心してグループを任せられるはずだ。



インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる