V6と『Mステ』26年間の歴史 t.A.T.u.騒動、SMAPらとの共演……思い出深いエピソードを振り返る

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 10月15日よる6時から放送の『ミュージックステーション 35周年記念4時間スペシャル』(テレビ朝日系)にて、V6が同番組最後の出演を迎える。1995年のデビューから2021年までの26年間で、V6が『Mステ』に出演した回数はなんと133回。番組ではV6と『Mステ』の26年間の歴史をこれまでの貴重映像と共に振り返る企画も用意されているほか、番組HPではスペシャルメドレーとしてV6がこれまでにリリースしたシングルの中から視聴者が歌って欲しい楽曲を募集する“V6国民投票”も行われ、盛り上がりを見せている。今回は15日の放送への期待を込めながら、V6と『Mステ』との長い歴史の中から思い出深いシーンや先輩・後輩ジャニーズとのエピソードを振り返ってみたい。

t.A.T.u.ドタキャン騒動に居合わせたV6

 V6の『Mステ』出演を語る際に忘れてはならないのが、t.A.T.u.ドタキャン事件ではないだろうか。t.A.T.u.はロシアの女性2人組ユニットで、過激なパフォーマンスやスキャンダルで注目を集め「All The Things She Said」が大ヒット。2003年に来日した際『Mステ』に出演したが、その姿を確認できたのはオープニング時のみで、歌唱直前に行方をくらまし大騒動となる。同日に出演していたV6にとっても衝撃的なハプニングであったことは間違いなく、2020年にはラジオ『V6 Next Generation』(JFN系)にてこの時の騒動を振り返っている。

 井ノ原快彦は「あれはテンション上がっちゃいました」「タモリさんもちょっとピリッとしていた」と告白。長野博も「どうなるんだろう……というところがあった」と、緊張感で溢れていた当時の状況を明かした。ハプニングの救世主となったのは『Mステ』初登場だったTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT。急遽「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」を演奏し、リハーサルなしとは思えない完璧な演奏で窮地を救ったことにも触れた。井ノ原は「カッコ良かった。俺好きだったから」と感慨深げに告白し、坂本昌行も「あの対応の仕方がめちゃめちゃカッコいい。ミュージシャンだと思った」と絶賛。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのパフォーマンスを見ながらノリノリで盛り上がる6人の姿も、当時確かにテレビに映し出されていた。

SMAPや嵐との思い出深い絡み

 V6が『Mステ』に出演した際の一つの名物と言ってもいいのが、三宅健によるタモリへの絡みだ。2015年の『ミュージックステーション 2時間SP』でもこの“お約束”が紹介され、三宅がエンディング直前にタモリに駆け寄り、頬にキスをする過去の映像が映し出された。三宅はこの時からタモリに対しハグや“アイーン”をするなど絡むように。だが、いつの間にかこの絡みがなくなったことについて、三宅もタモリも思い当たるふしがないようだったが、井ノ原は「一説ではたまたまSMAPが一緒だったから困ってやらなかったのかも」とフォロー、三宅も「そうだったかもしれない」とコメントしていた。

 そんなSMAPとの絡みといえば、2012年8月の放送回で、タモリから話を振られた三宅が「えっ?」と返答、すかざす木村拓哉から「タモさんに向かって『えっ?』じゃねーよ(笑)」とツッコミが入る場面も。中居正広も「すぐタメ口になるんだから、気を付けろ三宅! え~とかハァ~とかなっちゃうんだよ」と続けてツッコミを入れ、さらに香取慎吾もタモリの質問にわざと「えぇ?」と答えるなど、男子学生の部活のようなノリでスタジオを盛り上げた。

 
また、直属の後輩でもある嵐との絡みも思い出深い。2020年9月の放送回では、嵐が衝撃を受けたV6のパフォーマンスについて触れ、松本潤は「MADE IN JAPAN」で森田剛を頭に乗せて回す坂本が凄いと絶賛、櫻井翔は「全員が台宙できること」を挙げた。これに井ノ原は、「僕と森田君は(台宙は)本番しかやらないって決めてるんです。リハでケガするの嫌なんで。死ぬんなら本番って、これ合言葉なんで」と発言。これを受けSNSでは“#本番ボーイズ”がトレンド入りするなど、ファンを中心に話題となった。さらに三宅は「相葉ちゃんの印象が薄いのはカミセン(Coming Century)では有名な話」と告白すると、相葉雅紀は「え? どういうこと?」と驚きを隠せない様子。「Jr.時代に『健君の股の下をくぐった』というけど、全然覚えてなかった」という三宅に対し、相葉は「これから覚えてください」とお願いするなど、ほっこりするやりとりも印象的だった。

 先輩との共演では憎めない後輩、後輩との共演では頼りがいのある優しい先輩と、共演するジャニーズグループによって立ち位置の違うほのぼのトークが楽しめたのも、キャリアを積み重ねてきたV6ならではであるように思う。

 また忘れてならないのは、J-FRIENDSとしての出演である。J-FRIENDSは1995年に発生した阪神・淡路大震災を受け、関西出身メンバーが在籍するTOKIO、KinKi Kids、V6の3組で1997年に結成されたスペシャルユニットだ。1998年1月に放送された『Mステ』でJ-FRIENDSとして「Children’s Holiday」を披露したが、共演した大先輩である少年隊「湾岸スキーヤー」のパフォーマンス時には、J-FRIENDSの面々、総勢13名の豪華なメンバーがバックを務めたことも話題となった。



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