ハンブレッダーズ、Zepp Tokyoのステージを自分たちのものに 上京記念ワンマンライブ『トーキョーイズマイン』レポート

ハンブレッダーズ、Zepp Tokyoワンマンレポ

 大阪出身のバンド、ハンブレッダーズがメンバーの上京を記念し、Zepp Tokyoにて『ハンブレッダーズ ワンマンライブ “トーキョーイズマイン”』を開催した。Zepp Tokyoは惜しくも2022年1月1日で営業を終了することが決まっているため、最初で最後となるであろう同会場でのバンドスタイルでのワンマン公演を見届けようと多くのファンが会場に駆けつけ、チケットはソールドアウト。遊び心ある歌詞をグッドメロディで奏でる彼らは、“トーキョーイズマイン”の名の如く、東京の大きなステージを完全に自分たちのものにしていた。今回はそんな一夜のライブをレポートする。

 ステージに登場し、ドラムセットに向き合う形で音を鳴らした彼らが最初に奏でたのは「DAY DREAM BEAT」だ。でらし(Ba/Cho)が開始早々にステージ上を歩き回りながらのプレイを見せ、気合十分な様子が伝わってきた。その後は「見開きページ」、地元愛を歌った「都会に憧れて」を続けてドロップ。バックドロップにダイナミックに記されたバンド名がライトに照らされた瞬間、Zepp Tokyoのような大きなステージがハンブレッダーズにはよく似合うと思わされた。木島(Dr)のドラムビートが心地よい「ユアペース」ではキャッチーなメロディとピンクや紫などのカラフルなライトが相まって、一気に会場がダンスフロアのような雰囲気に。リスナーが踊ったりクラップしたりそれぞれの楽しみ方をするように、ムツムロアキラ(Vo/Gt)がギターを後頭部の位置で演奏したり、サポートギターのうきがステージを左右に駆け回ったりと、メンバーも思うままに楽しんでいる様子が、見ている側をさらに笑顔にさせた。

 MCを挟んで、辛いときにそっと寄り添ってくれる「CRYING BABY」や疾走感溢れる「COLORS」を次々にプレイ。続く「フェイバリットソング」では、うきとでらしが並んでドラムセットに座ったり寝転んだりするシーンも見られた。彼らのどこまでも自由な姿に思わず笑いそうになったが、もちろんそんなときでもバッチリの演奏をしているのだから、率直に「すごい」としか言いようがないくらいだ。

 「音楽がなければ生きていけないことはないけど、自分が進むために曲を作ることはある」(ムツムロ)という前置きのもと、新曲「BGMになるなよ」が披露された。ノリの良いロックチューンでさらに会場を熱くし、「心の中で声出せ、音で踊れ」(ムツムロ)と書き言葉にすると強いが、実際にはとてもゆるい口調の煽りでダンサブルな「SUMMER PLANNING」に繋いでいく。



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