二宮和也の仕事の流儀 『ジャにのちゃんねる』にも表れる、強い責任感と職人気質な一面

二宮和也
二宮和也

 嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm)9月19日放送回では、二宮の“仕事の流儀”を感じさせる一幕があった。

 リスナーから「やると決めたことは折れずに長く続けられるタイプですか?」という質問に「えー、考えたことないけどな。長いんじゃない? 割と」と答えた二宮。職業柄、3〜4カ月単位で一区切りする仕事が多いため、何か一つのことに対して“やるぞ”と集中していくよりも、目の前の仕事を淡々とこなしていくスタイルなのだと語る。

 さらに、「だってそんなこと言ったら“(複数の仕事を)被らないでやろう”と思ったら、季節分しかできないからね」と、並行していくつもの仕事に取り組むのが当たり前に染み付いている二宮。さすが、国民的人気グループ・嵐といったところ。だが、そんな二宮から見ても、相葉雅紀の働きっぷりには脱帽のようだ。

 この回の収録日に、相葉主演の新ドラマ『和田家の男たち』(テレビ朝日系)が発表されたことを受けて「信じられないというか、すごいですよね。仕事体力ありすぎるよ。本当に忙しいよね、マジで。よく働くよ」と感心。確かに、相葉はすでにレギュラー番組だけをピックアップしても『VS魂』(フジテレビ系)、『I LOVE みんなのどうぶつ園』(日本テレビ系)、『相葉マナブ』(テレビ朝日系)、『サンデースポーツ』(NHK総合、※不定期出演)に、レギュラーラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)と超多忙。また、10月6日放送の『2021FNS歌謡祭 秋 ~もう一度観たい名曲・名演~』(フジテレビ系)の司会にも決定しているという、まさに超人的なスケジュールだ。

 その忙しさに比べたら、二宮は「割と合理的に働いている気がします」と自らを分析。「働くとき働いて、休むとき休んで、みたいな。だからいろんな勉強もできてる」とも。今、二宮が勉強をしているのは、YouTube動画の編集技術だ。今年、中丸雄一(KAT-TUN)、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、菊池風磨(Sexy Zone)と共に始めたYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』。現在は中丸が動画の編集作業を担っているが、二宮も本格的に自分で編集して、更新頻度を高めていきたいと考えているのだそう。

 「そういうのは長く続くんじゃない? やんなきゃいけないわけじゃないですか。大人になると、そういうのがあるよね。責任みたいなのを感じるとやらざるをえない。そういうのが俺ほとんどかもね。自分から能動的にやろうって思ったことがあんまりないかも」と、これまで「やると決めたことは折れずに長く続けられる」というのは、強い責任感からであることを伺わせた。

 周囲から、そして何より自分自身から、期待された以上のことをやり遂げたい。二宮のそんな職人気質っぷりは、その後のトークからもにじみ出ていた。例えば、家電機器の片付け。除湿機や加湿器などの大型家電を片付けるときに、保管しておいた箱の中に完璧に収納するこだわりがあるのだと明かす。

 しかも、後々わからなくならないように事前に写真まで撮影しておき、さらにスマホ内で写真自体を見失わないよう、しっかりとお気に入りフォルダに分けているという用意周到ぶり。それでも満足しない二宮は、YouTubeに片付け動画があってくれたら……と切望。YouTubeの動画をただ楽しむだけではなく「有能な説明書」として活用しているようで、編集についても、そして特技の手品についても、YouTubeから学んでいるという。

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