二宮和也、なにわ男子 西畑大吾を魅了し続ける絶妙な距離感 ラジオで明かされた仲睦まじいエピソード

二宮和也
二宮和也

 嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm)8月22日放送回では、なにわ男子(関西ジャニーズJr.)がCDデビューすることを受けて、メンバーの西畑大吾へ祝福メッセージを送ったことが語られた。

 かねてより二宮の大ファンであることから「二宮教の信者」と呼ばれている西畑が、なにわ男子としてデビューが発表されたのは、7月28日の“なにわの日”のこと。二宮はこの日、事務所とYouTube関連のことで連絡をしていたというが「急に見向きもされなくなり、誰からも連絡がこなくなったんですよ」と何か大きな出来事が起こっていたことを肌で感じていた様子だ。

 「言ってくれたらいいじゃないですか。“今日こういう発表があってバタバタするから、ちょっと連絡が取れません”とか。急にいなくなったりするから……」と話すように、ジャニーズJr.のデビュー発表は先輩たちにも事前に知らされていないようだ。なにわ男子ファンをはじめ、多くの人がお祝いムードで盛り上がる中、突然連絡が途絶えたことで頭にハテナを浮かべながらポツンと待っていた二宮を想像すると、なんともいじらしい。

 とはいえ、「良かったですよね、本当に。デビューできるということはいいことです」と事情を知るやいなや、西畑にお祝いメッセージを送ったことを明かす。その内容は「おめでとう。俺はずっと信じてたよ。お前がデビューして、芸能界のてっぺんをとる日を。いつかその夢、一緒に叶えようぜ」。思わずスタッフから「一緒に!?」とツッコミが入ったのは、リスナーも同じ気持ちだったに違いない。

 「“二宮教を芸能界のトップにしようぜ”って!」「“芸能界のてっぺん、トップを目指していくぜ”っていうのを言ってね」と、二宮をリスペクトするアイドルたちで芸能界を制覇していこうというのが、二宮教の目指す最終形態ということだろうか。そして「公演中だから文字よりもボイスの方が刺さるかなと思って、ボイスメモを送った」という二宮。この心の距離をグッと縮める手段をごく自然にやってのけるのが、西畑を魅了してやまない理由でもある。

 西畑が二宮に憧れを抱いたのは、2008年放送のドラマ『流星の絆』(TBS系)を見たことがきっかけだと言われている。2011年にジャニーズ事務所入りして以来、変わらず二宮ファンを自称してきた西畑。ことあるごとに「会いたい人」として二宮の名前を挙げるという健気な姿勢を見せてきた。

 そんな努力が実り始めたのは、2016年ごろ。二宮と連絡先を交換したことが判明し、ファンの間でも祝福の声が上がった。2017年には日清オイリオグループのCMでの共演、二宮主演の『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(以下、『ラストレシピ』)にもキャスティングされていた。

「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」予告

 『ラストレシピ』の撮影前には、二宮が西畑に「話そうか」と声を掛けてくれたと、西畑は雑誌のインタビューで明かしていた(※1)。「現場を勉強しようとするところにしたらダメだ」「自分が出ているシーンは、全部今まで培ってきたものを出せる、学業で言うテストみたいなところにしなさい」というアドバイスをしてくれたのだそうだ。西畑も「僕はそれがすごいしっくり来たんです」と述べており、そこから緊張せずに演技をすることができたとも。主演作の忙しいスケジュールの中、後輩のことを気にかけてこうした時間を取るのはなかなかできることではないだろう。しかし、それができてしまうのが、二宮のにくいところなのだ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる