SixTONES、“ライブが本業”と言われる所以 『on eST』ダイジェストムービーから考察

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 SixTONESが9月13日、ジャニーズ公式YouTubeチャンネルに今年行われたライブツアー『on eST』のダイジェストムービーを2本アップし、再生回数はいずれも50万回を突破している。

 公開されるやいなや、SNSで瞬く間に拡散され『on eST』がトレンド入り。動画には2000件以上ものコメントが寄せられ、ファンはもちろん、他のグループのファンやこれまでアイドルを応援したことがないという人からも好意的なメッセージが寄せられていた。デビュー後からバラエティ番組や舞台、ドラマ、ラジオ、テレビCMと多方面で活躍を続けるSixTONESだが、彼らの魅力はライブなしには語れない。本稿では『on eST』のダイジェストムービーから、改めてSixTONESのパフォーマンス力にフォーカスしたい。

 今回の映像は、SixTONESの1stアルバム『1ST』を引っ提げて行われた全国ツアーから、Part 1では今年1月に生配信を行った横浜アリーナ公演をはじめ、北海道、愛知、宮城で行った有観客公演を。Part 2では6月の横浜を皮切りに、福岡、新潟の模様がダイジェストで配信されている。

 Part 1の1曲目は「Dance All Night」。無数のレーザービームに照らされたサングラス姿の6人が映し出され、静と動の緩急が魅惑的なダンスを見せる。まるでロボットに魂が宿ったかのような振り付けが印象的だ。続いて「NAVIGATOR」では体を大きく使ったダイナミックな動きと細部まで意識した芸術的なパフォーマンスを披露。途中で映し出される森本慎太郎の“NAVIGATORポーズ”もまたセクシーだ。「Special Order」では迫力満点なボーカルと勇ましいラップを聴かせたかと思えば、4thシングル表題曲「僕が僕じゃないみたいだ」では、松村北斗の透明感のある高音を筆頭に、メンバーの優しい歌声が響く。

SixTONES "on eST" Digest Movie [Part 1]

 Part 2の冒頭は、アルバム『1ST』通常盤12曲目に収録されている「Mad Love」。スローテンポの曲ながら、スクリーンにはメンバーのシルエットが映し出され迫力満点。田中樹、ジェシー、京本大我と色気をまとった艶っぽい歌声を聴かせてくれたかと思えば、「S.I.X」ではギラギラとした姿を、「"Laugh" In the LIFE」ではメンバーが向き合って踊る楽しげな様子、特に、髙地優吾が輝かしい笑顔で体も声も弾ませて歌う姿には元気がもらえる。

 こうしてダイジェスト映像を振り返るだけでも、SixTONESのパフォーマンスには様々な魅力が詰め込まれているのがわかり、ジャニーズの中でも独自路線を突き進むSixTONESらしい、表現のバリエーションの豊かさが伝わってくる。

SixTONES "on eST" Digest Movie [Part 2]

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