JO1、オンラインでも届けてきた力強いパフォーマンス デビュー後初有観客ライブに向けて振り返る歩み

JO1『STRANGER』通常盤

 JO1のデビュー後初となる有観客ライブ『2021 JO1LIVE “OPEN THE DOOR』が11月に開催される。有観客ライブはデビュー前に開催されたファンミーティング以来ということもあり、今から楽しみにしているJAM(ファン)も多いのではないだろうか。そこで今回はデビュー後に行われたオンライン単独ライブを振り返り、JO1のパフォーマンスの魅力について改めて書いていきたい。

 2020年12月19日に、初のオンライン単独ライブ『JO1 1st Live Streaming Concert「STARLIGHT」』を開催。デビューイヤーである2020年の軌跡でもあり集大成とも言えるこのライブは、デビュー後の成長を実感できる内容に。オープニングは、川西拓実の爽やかな歌声から始まる「Shine A Light」。続く「MONSTAR」ではパワフルかつ妖艶なダンスを披露し、パフォーマンスの幅を見せつけた。

 そしてなんと言ってもこのライブでは、『PRODUCE 101 JAPAN』のコンセプト評価バトル曲が多数披露され、スクリーン越しに大盛り上がりしたJAMも多いはず。「KungChiKiTa」では木全翔也が力強いラップを披露し、佐藤景瑚も得意の高音ボイスで成長を見せつけた。“プデュ”史上最高難度のダンスナンバーだった「GrandMaster」では、豆原一成が〈I got a crown〉と王冠を被るポーズで堂々と締めくくった。「Happy Merry Christmas」ではJO1の“王子様”こと、白岩瑠姫が安定のパフォーマンスでセンターを務めた。そしてJAMの間でも人気曲の「やんちゃ BOY やんちゃ GIRL」では、可愛らしい歌詞と振り付けに釘付けになった一方で、番組内での大平祥生の努力を思い出した。

 またアンコールでは、JAMに向けたバラード曲「Be With You(足跡)」を披露。JO1はボーカル組と言われる金城碧海、河野純喜、與那城奨だけではなく、他のメンバーも歌唱力をしっかり上げてきているところが頼もしい。もちろんダンスの実力もそうなのだが、バラードを聴くと、彼らの歌唱面での努力が直に伝わってくる。最後の挨拶では「1年間、正直辛いことのほうが多かった」と大平が涙する場面も見られた。デビュー1年目にも関わらず、コロナ禍の影響もあり、JAMの前で直接ライブをすることが叶わなかったJO1。だからこそ、11月に行われる有観客ライブに期待せずにはいられない。

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