日向坂46 2期生が歩んだ4年間、様々な困難を乗り越え生まれた絆と成長 スペシャルな9人の魅力を紐解く

 日向坂46の2期生が8月13日、グループ加入4周年を迎えた。“よくここまでのメンツが揃ったな”と感心させられるほどバラエティ豊かな9人。そんな彼女たちの魅力をこのタイミングで改めて掘り下げてみたい。

日向坂46『ひなたざか』

 9人は、2017年8月に日向坂46の前身グループ・けやき坂46(ひらがなけやき)の2期生メンバーとしてグループ入りした。当時欅坂46が21人で活動していたのに対し、ひらがなけやきのメンバーは12人。パフォーマンスの“物理的な迫力”という意味でも、グループを飛躍させていくためには、増員はある意味で必要なことだったように思う。

 2期生加入後は、ひらがなけやきとして東京・日本武道館3days公演を成功させ、単独アルバムを発売するなど、結果的にグループは快進撃を見せることとなった。オードリーをMCに迎えた、冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)が始まったことも大きな転機となったはず。それぞれメンバーの持つ個性が番組を通じ、存分に引き出されたように思う。

 2期生のなかで最年長は宮田愛萌だ。本好きの文学少女としても知られる彼女だが、振り返ってみるとけやき坂46の2期生として冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京)に初出演した頃から落ち着いた印象で、MCの土田晃之と澤部佑(ハライチ)から「すごい大人」と感心されていた。初期の頃から悩みを抱えているメンバーに寄り添い、「私はみんなの“保健の先生”みたいになりたい」と考えていたという(※1)、宮田の存在は、間違いなくグループに安定感をもたらしている。

 “ごりごりドーナッツ”という名でファンから親しまれる仲良しトリオの富田鈴花、松田好花、渡邉美穂は、3人とも頭の回転が早く、冠番組の中でも欠かせない存在となっている。渡邉は演技力も高く、これまで出演したドラマ『DASADA』『声春っ!』(共に、日本テレビ)などでも確かなインパクトを残している。今後も女優業を通じ、日向坂46の認知を拡大してくれるはずだ。富田と松田はグループ内ユニット・花ちゃんズの活動を通じて、美しいハーモニーを奏でている。パフォーマンスする度に完成度の高さが増しているのは、2人が努力家ということの証だろう。「まさか 偶然…」に続く、新たな楽曲にも期待したい。

 1期生の佐々木美玲を慕う、みーぱんファミリーの河田陽菜、濱岸ひより。天性の愛されキャラであるKAWADAさん(河田の愛称)は5thシングル曲「君しか勝たん」で2度目のフロント入りを果たし、『声春っ!』では重要な役どころを任されるなど、グループ内でもますます存在感を高めている。天性の愛嬌を武器に、これからも躍進を続けていくことだろう。濱岸は身長167cmという抜群のスタイルと可愛らしさを兼ね備えている。バラエティで活躍する機会も増えてきた。『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)最新回(8月15日放送)の「それは盛ってるで!」企画では、MCの春日俊彰と表情を作ったハンドシェイクを行いスタジオを沸かせるなど、成長を感じさせた。日向坂46の“逸材”として期待ができるメンバーだ。

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