JO1 佐藤景瑚、河野純喜、S4……バラエティ番組で爪痕を残すメンバーたち

 最後に紹介するのは、大平、木全、金城碧海、鶴房汐恩の4人を指す通称「S4」。以前も「S4」の魅力についてはコラムで書いたことがあるが(※1)、この4人のほんわかした平和な空気感は非常に魅力的だ。『イヴ・サンローラン・ボーテ presents JO1 オンライン ゲリラライブ』では、「メンバーの中で、『リブレ』(香水)が似合うのは?」との質問に、金城が鶴房の名を挙げ、「やることなすこと自由なんで、絶対似合います!」とコメント。そのコメントに対し「まあ、僕でしょうね」と全肯定する鶴房。さらに鶴房は退場の際、マスコミではなく隣にいた大平にお辞儀をするボケをかまし、笑顔で「いやいや」とツッコむ大平など、全世界の同時視聴者数が合計約25万人を超えた配信ライブでも、「S4」は「S4」のままだった。7月18日に公式Twitterで公開された木全と大平の2ショットプリクラは、4万件以上のいいねがつく大反響。「これ撮った日いつでしょう!」と投稿されていたが、プリクラにはしっかりと日付が表示されていた。4thシングルのリード曲「Dreaming Night」では、そんな「S4」がギュッと集まる癒される振り付けがあるので、ぜひ注目してほしい。

 JO1は全員が個性豊かなメンバーであるが、今回は佐藤、河野、「S4」、それぞれの魅力について執筆した。日本ではどちらかと言うと、音楽番組だけでなくバラエティ番組でも活躍できるアーティストがお茶の間の心を掴んでいるように思う。音楽番組ではもちろん、バラエティ番組でも11人の個性豊かな魅力を発揮し続けてほしい。

(※1)https://realsound.jp/2021/01/post-689974.html

■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
Twitter(@mariri_901820)

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