Snow Man、豆柴の大群、GENERATIONS……7月14日リリースより新譜5作をレビュー

 毎週のリリース作の中から注目作品をレビューしていく連載「本日、フラゲ日!」。今回は7月14日リリース作品より、Snow Man『HELLO HELLO』、豆柴の大群『WOW!!シーズン』、MY FIRST STORY『告白』、GENERATIONS from EXILE TRIBE『Up & Down』、アリアナ・グランデ『k bye for now(スウィートナー・ライヴ)』、の5作品をピックアップした。(編集部)

 Snow Manのおよそ半年ぶりとなるシングル表題曲「HELLO HELLO」は、メンバーのラウール主演の映画『ハニーレモンソーダ』主題歌にも起用されている爽やかなラブソング。これまでクールな本格ダンスチューンを得意としていた彼らにとってはデビュー後初となるポップ路線とあって、いつも以上に弾けた印象。おもわず口ずさみたくなるキャッチーなサビと恋をするときめきに満ちあふれたキュートな歌詞が新たな魅力を引き出している。また、佐久間大介が声優を務めたアニメ映画『白蛇:縁起』日本語吹替版主題歌の「縁 -YUÁN-」(初回盤A、通常盤収録)や、夏らしいアクティブなナンバー「YumYumYum ~SpicyGirl~」(初回盤B、通常盤収録)などカップリングも充実。(渡部)

Snow Man「HELLO HELLO」Music Video YouTube Ver.
豆柴の大群『WOW!!シーズン』

 TBS系で放送中の『水曜日のダウンタウン』の企画「MONSTER IDOL」から誕生した5人組アイドル・豆柴の大群が、1月に発売した1stアルバムに続いて贈る初のミニアルバム。歌詞がクセになる王道アイドルソング「まめサマー!?」に始まり、高速リズムでハイテンションに駆け抜ける「走れ豆柴」、パンキッシュなアプローチに目覚めた「PUT YOUR HANDS UP」、インパクト強めな楽曲の中にあって一服の清涼剤的な立ち位置を見せるポップソング「魔法の言葉」など、バラエティに富んだ全6曲を収録。超個性派の5人による、ガッツと野心と勢いが渾然一体となったカオスな“豆柴ワールド”が、夏の気だるさも吹き飛ばしてくれるに違いない。(渡部)

GENERATIONS from EXILE TRIBE『Up & Down』

 シングル「ヒラヒラ」「雨のち晴れ」(ドラマ『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』主題歌)などを含む、GENERATIONS from EXILE TRIBEの1年8カ月ぶりのオリジナルアルバム『Up & Down』。リードトラックの「Make Me Better」は、BTSの楽曲制作にも関わっているKM-MARKIT(作詞)、Sexy Zone、SixTONES、Nissy(西島隆弘)などの楽曲を手がけるJustin Reinstein(作曲)によるナンバー。80’sのテイストを感じさせる華やかなシンセ、ネオソウル〜ファンクリバイバルの流れを感じさせるトラック、心地よくフロウするボーカルが溶け合うこの曲は、グローバルポップとJ-POPの絶妙なバランスが実現されている。そのほか、ド派手なホーンセクションに導かれたダンスチューン「Red Carpet」、ゆったりとしたアコースティックサウンドが気持ちいい「Beautiful Sunset」など、リスナーの日常を彩る楽曲が収められている。(森)

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