『ドラゴン桜』『おかえりモネ』で爪痕 King & Prince 髙橋海人と永瀬廉、演技で磨く表現力

King & Prince
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 2021年、King & Princeの芝居がアツい。

 平野紫耀は昨年、Sexy Zoneの中島健人との共演も話題となった『未満警察 ミッドナイトランナー』、今年は夏に映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』の公開が控えている。また岸優太は6月21日スタートの月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)に出演。神宮寺勇太はHey! Say! JUMP・伊野尾慧と、8月7日スタートの『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』で共演する。そしてこの春クールのドラマで活躍をしているのが『ドラゴン桜』(TBS系)に出演する髙橋海人とNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)に出演中の永瀬廉だ。

髙橋海人が表情で魅せる繊細な男子高校生の心情

 髙橋海人が演じるのは瀬戸輝。低偏差値の龍海学園に赴任してきた桜木建二(阿部寛)と水野直美(長澤まさみ)が立ち上げた東大専科の生徒のひとりだ。

 これまでは明るく元気な役が多かったが、今回は物語の冒頭はどこか影があり、多くは語らない。黙って堪え、「周りに迷惑をかけたくない」と唇を噛む。表情がアップになることが多い『ドラゴン桜』だからこそ、そのちょっとした表情の変化から気持ちが伝わる。そして、瀬戸の葛藤を顔の筋肉全体で表していることが分かる。

 見どころはやはり、第4話だろう。家のラーメン屋の経営を成り立たせるために姉が闇金からお金を借りたことで、追い詰められる瀬戸家。少しでも姉を助けるために、と瀬戸は東大専科をやめて、アルバイトをして稼ごうとする。

 自分がバイトをしたところで、大した助けにはならない。そんなことは瀬戸も分かっているがほかに方法が思いつかない。東大専科に戻りたい、しかし家が……と揺れ動く感情を見事に演じ切った。東大専科に戻った後の瀬戸はどこか吹っ切れたようで本来の髙橋に近い明るさも感じられる。

 また、岩崎楓(平手友梨奈)が関わるとその表情を豹変させるのも見どころのひとつ。怒りや喜び、そして涙。楓にはまだ伝わっていないかもしれない大きな愛が全編を通して感じられる。

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