Hey! Say! JUMP 山田涼介、Sexy Zone 中島健人、King & Prince 髙橋海人……独自の“アイドル道”貫くジャニーズ
11月16日、Sexy Zoneがデビュー8周年を迎えた。昨今ではジャニーズの中でも後輩グループが多くなってきており、Sexy Zoneが若手グループを引っ張る存在としてコンスタントな活動を見せている。中でも何かと話題になるのが、最年長メンバーの中島健人だろう。徹底した“王子様キャラ”で、その言動は「神対応」と言われることも少なくない。そこで、今回は中島のように独自のアイドル道を貫くジャニーズについて取り上げたい。
Hey! Say! JUMP 山田涼介
絶対的トップアイドルとして、グループのセンターを守っているHey! Say! JUMP・山田涼介。度々ファンに向けてのメッセージを発信する彼からは、アイドルとして生きていくことへの信念や覚悟を感じることができる。彼のアイドル道、そして人間性が分かるシーンで特に記憶に残っているのは、2019年8月2日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した時のこと。難病を患って入院していた妹のエピソードを話す流れで、「身体が思うように動かない方が世の中にいる中で、僕たちがしてあげられることってテレビに出てその子を元気づけてあげる(こと)。他の人にできない力を僕たちテレビに出る人間は持ってるので」と語っていた。さらに妹の入院中、無菌室にファンがいると医師から聞いた山田は、会っていいのか分からないと言いながらも「人としての気持ちが優先される」と、そのファンに会ったという。その後、退院するまでに回復したそうだ。自分にできることを考え、心で行動してきた山田。彼のその勇気こそがトップアイドルたるゆえんなのではないだろうか。
Sexy Zone 中島健人
徹底して“理想のアイドル像”を貫いているのは、Sexy Zone・中島健人だろう。靴が脱げてしまったファンに「シンデレラ! 気をつけて」と返した握手会での尊すぎる対応は、ジャニーズファン以外の間でも話題になっているほどだ。その“神対応”が評価されて、2019年10月からは京成スカイライナーのCMにも起用されている。新CM発表会でもアドリブでアナウンスを披露し、会場を沸かせていた。中島の素晴らしいところは、ケースバイケースで相手への対応を柔軟に変えられるところだ。例えば、2019年10月15日に発売された『月刊ジュニアエラ』(朝日新聞出版)11月号内コーナー「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。「ファンを卒業したほうがいい?」と悩む20代の女性に対し、「世の中にこんなにアイドルがいる中で俺を選んでくれたみんなを、俺は本気で愛してるんだけど」と言い、「いつか出会うかもしれない。親しくなる可能性だって、なきにしもあらずでしょ?」とファンが喜ぶ言葉を発信。さらに、悩みを抱える20代女性がファン歴11年と知ると、「じゃ~、ダメよ。おまえは俺から離れちゃダメ! 一途にこれだけ付き合ってたら、結婚してるも同然です」と距離感を縮めたコメントをしている。瞬時の判断で相手が何を求めているかを考え、“正解”を発信し続けられる中島が、次々とファンを増やしていけるのも納得だ。