ZOC、鎮目のどか迎えた新体制で新章=“DISC2”へ突入 感涙の中でスタートを切ったツアー初日公演レポ

ZOC、新体制で新章へ突入

 6人組のアイドルユニット・ZOCが “ゼロ地点”に立った。6月10日に東京・TSUTAYA O-EASTで行われた全国22会場42公演に及ぶライブハウスツアー『ZOC FOR PRAYER TOUR 2021 SUMMER』の初日。メンバーの涙を受けて、結成のきっかけを作った“共犯者”の大森靖子は「ZOCの看板がはがれそうになったのを、私がかついで何とかしなきゃと思ってやってきた」とつぶやいた。

ZOC

 彼女を支えていたのは、共にステージへ立ったメンバーたち。そして、ツアータイトルに冠されたファン“PRAYER”(ファンの総称)の存在だった。初ステージからわずか2年10カ月で、4人の脱退や卒業を乗り越えてきたZOC。約1カ月前、5月13日に15歳の新メンバー・鎮目のどかを迎え入れたユニットは、メンバー同士の絆を見せつけた。

ステージデビューした鎮目の姿にメンバーが涙

 6月9日リリースのメジャー1stアルバム『PvP』を軸にした今回のツアー。ライブの幕開けを飾ったインストゥルメンタル『ZOC序曲』では、メロディに乗って登場するメンバーたちに対して、現地の観客たちはサイリウムの光で応えていた。

 オープニングナンバー「family name」は、この日がステージデビューとなった鎮目のどかのアカペラからスタート。彼女のメンバーカラー「ネバーランドグリーン」にちなむ緑色の光が客席を染め、涙を浮かべながら歌う姿が観客の心を打つ。

藍染カレン
巫まろ
大森靖子
西井万理那
雅雀り子
鎮目のどか
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藍染カレン
巫まろ
大森靖子
西井万理那
雅雀り子
鎮目のどか
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 やがて、横一線になり〈クッソ生きてやる〉と力強いサビのフレーズを繰り返したZOCは、続いて『ZOC実験室』を披露。結成からの歴史を知る大森と藍染カレンのシャウトが、会場の空気を切り裂いていた。

 自己紹介を終えると、アカペラパートを振り返った鎮目が「緊張しました」と素直に感想を吐露。巫まろが「泣いていたからさ。親の目線になっちゃって」と明かすと、初期メンバーの西井万理那は「マジで、のどかすごかった。感動しちゃった」とパフォーマンスを称えていた。

 次のブロックでは、鎮目の「人生は可愛くないと生きてる価値なくない?」「教えてやんよ!」の第一声から「GIRL’S GIRL」がスタート。挑発的な「CO LO s NA」や、ガーリーな「眼球にGO!」「ヒアルロンリーガール」と、女子の“生き様”をありのままに表現したかのような曲が続く。

 MCを挟んだあとは一変、女子の“強さ”を表現する曲の数々を披露。巫による「東京ってマジで汚い街で、変な男ばっかじゃないですか」「のどかに東京の悪い男が付いたときは、私が責任を持って断舎離します」のセリフで始まる「断捨離彼氏」から「LiBiDo FUSION」「濃♡厚♡接♡触」「SHINEMAGIC」の流れで心をつかみ、シアトリカルに見せる「①④才」へ。ユニットの“アンセム”に近い「DON’T TRUST TEENAGER」の終盤では、大森と雅雀り子、藍染と鎮目、西井と巫が、それぞれおたがいの手を握り合っていた。



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